CW-UとCW-R

HFトランシーバのCWモード、八重洲にはCW-LとCW-U、アイコムにはCWとCW-Rの2つがあります。BFOの周波数が搬送波周波数のどちらにオフセットしているか問題です。

八重洲はその名もズバリ LとUは、これSSBのLSBとUSB同様でBFO周波数より上に搬送波があるのがU、その逆がLと分かりやすいのですが、アイコムはCWとCW-RになってましてBFOの上なのか下なのかが分かりません。

IC-7300とFTDX10を並べてVFOを上に100Hz動かすと音程が上がるのか下がるのかチェックしてみました。

その結果・・・八重洲のCW-UはアイコムのCW-Rだと言う事が分かります。 これSSBみたいに7MHz以下がLサイドで、10(14)MHz以上がUサイドに自動的に切り替わるなんてことはないのでしょうか。今度試してみよう。

 

バイブロのゴム足交換

Vibroplex VIBROKEYER Deluxe シングルレバーパドル お輿入れして早々、新品なのにゴム足を交換しました。

打鍵すると、どうも踏ん張りが足りないようで、以前換装して具合の良かったゴム足に交換。

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大きいのが今回換装したゴム足、比較のため脇に置いてある少し小さめのやつが元々ついていたオリジナルゴム足です。

アマゾンで売ってます。 https://amzn.asia/d/8kA8ikr

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接地面積も大きく、ゴムの柔らかさもあって踏ん張りも効き安定感を感じます。サイズもぴったりで、このゴム足はバイブロのためにあるんじゃないかと思うくらいです。(笑)

 

マルツキーヤの電流測定

マルツのキーヤキットが電気を食うというお話があったので、電流を測定してみました。

まず最初に昨日単三アルカリ乾電池4個&78L05三端子レギュレータ体制にしたので電圧から測ってみます。

電池は新鮮なので6.14V。

次にスタンバイ時の電流測定。

6.14Vで3.83mAだから23.6mW

次にキーダウン時の電流。

4.85mAですから29.8mW。

ブザーは普通は鳴らしませんし、LEDは無駄なので取り付けていない状態のスタンバイ電流は3.85mAだから優秀と言えば優秀じゃないでしょうか。(もっともこの頃はスタンバイ電流1~2mAってのもあるのでそれに比べれば大飯ぐらいなんでしょうけど。)

Vibroplex VIBROKEYER Deluxe

バイブロのシングルレバーマニピレータをヤフオクで落札し、エレバグとして使い始めました。

マルツのキーヤはバグモードにすると長短点後に短点1個分スペースを自動的に付けてくれるのがお気に入りでこの頃はエレバグばかり・・・。(SKSAなど機械式じゃないとNGな時は除く。笑)

そうしているうちに新品でクロムメッキのピカピカのVIBROKEYERが欲しくなってしまい、密林でポチリ・・・。 本日着荷しました。

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大抵ヤフオクでのUSEDキーばかりなので、新品のパッケージは良いですねー!

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うーむ・・・ピカピカ!

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保証やパーツリスト、パーツの注文書が付いてます。小さなビス1個からでも注文できるみたいです。(Shipping Chargeの方が高くなるんじゃね?笑)

バイブロ勢を並べてみました。

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Vibroplex Original Deluxe Bug keyもBencher JA-2もですが、クロムメッキが一番好きかも。w  米国キー勢揃い。w

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また散財してしまいました。。。

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マルツキーヤー電池消耗

今日パドルを叩いてもうんともすんとも・・・。

以前ケースに詰めたマルツのキーヤーキットです。

単三アルカリ電池3本で4.5Vを作り三端子レギュレータとパスコンを省いて直接供給。どれくらい電池が持つのか興味があり、電源スイッチはONのままにしてありました。

さて3か月? いや半年くらい持ては良いかな・・・くらいなことを思っていたら丁度ひと月程度で動かなくなりました。

電圧を測ってみると

4.5Vが3.96Vでは電気が足りないんですね。そもそも5Vで動く回路だから、そんなもんなんでしょうがひと月で動かなくなるのでは困ります。

ドキュメントを読むと5.5V以上にはするなと言うことなので、外してあった三端子レギュレータとパスコンを取り付けて単三電池4本の6Vにしてみました。

さて今度はどれくらい電池が持つでしょうか。本日2023年11月13日22:00、電源スイッチはやはりONのまま。耐久試験です。w

CW用オーディオピークフィルタ(APF)

その昔アナログのオーディオピークフィルタ(APF)を使っていました。カツミの CW-202 と言うやつだったことは覚えているのですが、長いQRTになってどこかに紛失した(捨てた?)ようで、今現在は見当たりません。今のRIGのようにゼロインモニタとかオートチューンとかの機能が付いてなかったので、APFはゼロインするためにはあったほうが良い機能でした。

FTDX10はAPFが内蔵されているし、目でゼロインが分かる仕掛けが付いているのですが、IC-7300やIC-705にはAPFが装備されておらず、オートチューンのみ装備で目で見てゼロイン状態が分かるような機能が付いていません。

そんな訳で外付けでAPFがないか探してみるのですが、新品製品はもちろんの事、ヤフオクでもCW-202は探し出すことはできませんでした。

で、いろいろ検索していると、これまた昔の製品でタスコ TDF-500というDSPオーディオフィルタをヤフオクストアで発見しました。

タスコと言えば90年代TNCでお世話になりましたっけ。パケットクラスタのノードに接続しててDX追いかけたりするのに使ってました。笑

このDSPオーディオフィルタ、CWのAPFとしては80Hzと150Hzと狭帯域。一応どんなあんばいで効果があるのかYouTubeで検索してみると、これまた動画がありました。

どうやらCWフィルタの入っていない状態のTS-520X/DにこのタスコのDSP APFを繋げてみた動画のようです。 この動画を観る限りはTDF-500の効果は絶大っぽい感じで、気付いたら先程のヤフオクストアでポチっておりました。w

そうこうしているうちに早くもTDF-500が着弾。

年代モノの中古品なので、まずはちゃんと動くか心配ですが、早速使ってみることにします。 効果を体感するにはCWフィルタのついていないRIGがよろしかろうということで八重洲の FRG-7700に接続。

安定化電源13.8Vを供給し、FRG-7700のヘッドフォン端子から入力。出力はモービル用の外部スピーカに。

TDF-500の電源スイッチがOFF状態時はスルーで、ONにしてCW 150Hzを選ぶとAPFが機能しだします。ゲインコントロールはTDF-500のパネル右上のPEAKと言うランプが点くくらいにRIGのボリュームを調整します。 SHIFTはピーク周波数が最低600Hzからなので、低めトーンの好きな自分は左に全部回しておきました。外部スピーカからの音量調整はTDF-500のボリュームつまみで行います。さすがに多少ガリがありましたが、左右に数回クルクル回すと気にならなくなりました。

予想の上をいくAPFの利き具合じゃないでしょうか。以前使っていたカツミのCW-202のキレなど比較にならないくらい良いと思いました。 アナログよりデジタルなんですね。

特にアナログAPFは帯域を狭めると途端に「コーーーー」というリンギング音が気になるようになりましたが、このデジタルオーディオフィルタは殆ど気になりません。

この後、APFのついていないIC-7300にこのオーディオフィルタを繋ぎ換えて聞いてみると、混信除去というよりも目的信号以外のノイズレベルが下がり、信号が浮き上がって聴き易くて疲れないという効用があります。(これは前からFTDX10のAPFで感じていました。) ノイズスレスレのよわーい信号を浮き上がらせる効果に期待です。

ゼロインに関してはピーク周波数になると一段と音が大きくなりますので、耳だけゼロインでも30Hz程度の誤差まではこれでイケそうな感触です。笑

 

縦振り・バグ・エレバグ・スクイズ

キーヤと無線機の切換器ができたので、縦振り・バグキー・シングルレバーパドルでエレバグ・ダブルレバーパドルでスクイズキーヤと各種つなげて打ってみました。

特に何を思ったか縦振り電鍵まで。w やはり縦振りはお稽古を殆どしていないので難しいです。