おうち移動運用とクルマ移動運用

今でこそベランダから伸縮ポールマストを建てて、マストの先にATUやアンテナエレメント・カウンタポイズでそこそこ交信が楽しめる状態になりましたが、2021年あたりから再開局した時期はなかなか思うように電波が飛ばず試行錯誤だらけでした。

そのうちのひとつの運用形態におうち移動運用なんてのがありました。 四方ほぼ建物に囲まれているネコの額の庭にパラソル三脚を使ってカーボン釣竿を建立。アースは5m x 5本のグランドラジアルを地べたに広げ、AH-705 ATUでカーボン釣竿にクリップで直接給電。トランシーバはIC-705。電源はモバイルバッテリで10W。

まさにおうちのなかで移動運用です。

画像は2022年6月のものです。シャックは二階なのですが、何を思ったか一階の客間に移動してやってみよう!と。笑

アンテナは地べたから生やした感じです。ATUはAH-705の他にMFJ-926Bと使い分け。

こんなモバイルバッテリでFT8で3~4時間運用できました。

トランシーバはこんな感じにセット。

お空のコンディション次第ですが、その日は国内近距離によく飛んでくれました。おうちでこれくらい出来れば、もっとロケーションの良いところでやれば、DXだってできます。実際クルマのルーフからカーボン釣竿生やしてIC-705/AH-705で10Wで試してみたときの画像です。(2022年9月)

アースはアルミ盆でルーフに容量結合。

車内にトランシーバとPCをセット・・・

10MHzや14MHzでアルゼンチン・ウルグアイなんかと10WでQSOできました。モアレが酷くて見にくいですが・・・。w

おうちでは人工ノイズが多くてバンドによってはDXがやりにくいのですが、お外ならノイズが少なくてDXもやりかすいですね。

CPATUでALL JA TEST参戦

2024年4月27日~28日 ALL JA コンテストに冷やかし参加しました。

今まで使っていたベランダの手すりに取り付けたカーボン釣竿+ATU+ベランダ手すりのアルミフォイルアースから、それまでより給電点を2m程持ち上げた共振型エレメントCPATU+ATU+空中カウンタポイズ線10m とアンテナをグレードアップしてから初めてのコンテストです。

コンディションも良くて7MHzなどは夜中寝てる間は知りませんが(笑)、終始国内のどこかここかが開けていて、バンドスコープのウォータフォールが花火のナイアガラの滝的な状態が続いていました。

で、新しいアンテナでの成果ですが、今までのカーボン釣竿より受けも飛びも良くなりました。 特に3.5MHzは21時のコンテストスタート当初はパイルになることが多く、以前のカーボン釣竿ですとなかなかピックアップして貰うことができませんでしたが、CPATUですと確実にコールバックの確率が高くなりました。

もっともCPATUだけを換えた訳でなく、アースや給電点の高さも同時に変更したのでどのファクタが最も良い結果の原因になったのかはハッキリと言えませんが・・・。

7MHzは以前のカーボン釣竿が9m長でした。CPATUは4.6mで長さが半分になってしまったのでちょっと心配していましたが、何のことはない以前より確実に飛んでいます。これもコールバックの頻度が格段に上がったことで実感しました。

今回は14/21/28MHzとQSYしてみました。14MHzは17局WKDと健闘。w ハイバンドもなかなか良い感じでした。

冷やかし280局交信。 CPATUの性能を堪能したコンテストでした。

八重洲のルーフィングフィルタとアイコムのデジタルフィルタ

CPATUエレメントも調子良く動いており、ALL JAコンテストの冷やかし参加も捗っています。

昨夜の3.5MHz・7MHzと国内のコンディションも大変良くて楽しめています。もっとも絶賛コンテスト開催中にブログを書いてるくらいですから、そんな程度(笑)なんですが。

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国内メジャーコンテストの時に一度やってみたかった八重洲 FTDX10の300HzルーフィングフィルタとIC-7610の250Hzデジタルフィルタの切れ味比較。

よくコンテストに出ておられる同じ長野市内のスーパーローカル局がRUNされてましたので、この局の信号から上に少しづつ離れて、影響をみてみました。

結論としてはどっちも250Hzから300Hzも離れればキークリックは多少残りますか、両者とも甲乙付け難い成績だと思います。

以前から八重洲の300Hzルーフィングフィルタのキレは抜群と言われておりました。確かに評判に偽りはないのですが、アイコムの250Hzデジタルフィルタも自分の耳では遜色ないと感じました。

給電点を2mばかり高くしてみました。

先日から試している CPATUですが、折れ曲がっているとはいえ10m長のワイヤを空中を張ったカウンターポイズが代替アースとして有効であることを知り、今までベランダ手すりに置いてあったCG-3000 ATUをマストに移動させて給電点自体を2mばかり上に上げてみました。

今までベランダ手すり部分は屋根の下で横殴りの強風を伴う大雨でもなければATUもそれほど濡れないのをいいことに同軸コネクタやコントロールケーブル(電源供給)コネクタも防水せずに使っていたのですが、今度はさすがにそういうわけにもいかないので自己融着テープ&ビニルテープで防水。

ATU直下に入れるコモンモードフィルタも屋外用のものに取り替え、コネクタ部分はやはり自己融着テープ&ビニルテープで防水処理をしました。

横からみるとこんな感じで流石に風が吹くと揺れるのでATUをマストに取り付けるU字金具にひもを付けて2方向ですがステーを取りました。なおマストは移動用に売ってる伸縮アルミマストなので、台風が来るなどのホントにヤバそうな時はマストを縮めて格納できるのもポイント高いかも。(ベランダだから簡単にできます。)

カウンターポイズはベランダの隅から真横に伸縮マストを振りだして、その先端を経由して曲げ、ベランダの反対側の隅まで張っています。全然水平ではないけど・・・ま・良いことにします。

長さ10mのワイヤ一本だけですが、一番面倒なのはこのカウンターポイズ線の長さを微調整しないとSWRが綺麗に下がらないバンドが出現しました。 まさにカット&トライの後、めでたく3.5MHz~28MHzまでATUチューニングボタン一発ですぐQSYできます。

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給電点が、前より2m程高くなった成果か昼間の28MHz/FT8、24MHz/FT8でブータンやらオストラル島ともできました。

さて今夜からALL JA TESTです。基本呼び周りの冷やかし参加ですが、飛びの確認には良い機会かと思います。楽しみ~。

 

CPATU 結構ヤルかも

昨夜はお空のご機嫌も良かったとみえてDXも見えました。(以下全てATU専用エレメントCPATU + CG-3000 ATU + 10m長カウンターポイズ線でFT8/Power 50Wのお話です。)

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3.5MHz カーボン釣竿エレメントでは見えてもなかなか飛ばなかった西海岸と-15/-15dBで交信成立。明らかにカーボン釣竿より良い結果です。

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7MHz TX7W 仏領ポリネシア オストラル島。 コールバックはありましたがなかなかRR73が返ってこずヤキモキ。。。忘れた頃にRR73が返ってきてラッキー!


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10MHz 3G0YA イースター島。 コールバックはあったけど、こちらは73貰えず。一応ログに記録。


お空のご機嫌が良かったからと言うのか一番の要因なんでしょうけど、 CPATU なかなかヤると思います。

90年代にCPATUにラジアルが付いたHF5バンド対応のグランドプレーンアンテナを使ったことがあったのですが、アンテナエレメントとラジアルの調整が実に大変だった記憶があります。

特に3.5/7MHzのローバンドは延長コイルが入っているので使える帯域幅が狭く調整もクリティカル。ひとつのバンドをバッチリ追い込んで調整できたと思ったら別のバンドが離調しちゃったりで、とにかく屋根の上とシャックを行ったり来たりでヘトヘト。。。

このCPATUはそういった調整を全てATUに任せちゃうので、一度設置してしまえば(アースを除き)調整要らずのお手軽さ。バンド内大きくQSYしても念の為ボタン一発再チューニングすれば良いだけ。コイルが入って共振型と銘打っているだけあってレガシーバンドはカーボン釣竿エレメントより送受信とも高性能なのを体感できました。

アースさえなんとかできれば、お薦めの逸品です。

CPATUとアース

カーボン釣竿アンテナでは(28MHz以外は)快調に動作していた手摺下のアルミフォイルアースでしたが、エレメントをCPATUに替えると7MHzが不安定だったり、24/28MHzのチューニングが取れなかったりでした。

カーボン釣竿アンテナより前に試していたロングワイヤのときもアースには悩まされていました。 やっとこのアルミフォイルアースで調子良く落ち着いていたので、エレメントをCPATUに替えても調子良く動いてくれると信じていたのですが・・・。笑

仕方がないので、5m x 5本のカウンターポイズ線に取り替えてみました。そうすると7MHzのSWRが2くらいと、さらに悪くなりこれでは週末の和文お達者倶楽部を満喫することごできません。(笑)

次に試したのは、空中に水平に張る正調カウンターポイズです。10mを1本張ってみました。もう暗くて撮影してませんが、真っ直ぐ10mも張れるほど広い庭ではないので工夫して折り曲げてなんとか10m一本を張ることができました。

この10m長のカウンターポイズを空中に張った状態で各バンドチューニングしてみます。ATUはCG-3000です。

3.5MHzのチューニングは取れません。他のバンドはSWRは1.0。チューニング後、念の為50Wキャリアを入れてテストしましたが、これも大丈夫でした。電圧給電になってたりするとパワーを入れるとクリティカルになりSWRが急激に悪化する場合もありますので。

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次に10m長のカウンターポイズ(空中)に5m x 5本のカウンターポイズ線を追加。これはベランダの床にぶちまけました。(笑) ハイブリッドアースで同じようにCG-3000 ATUでチューニングしてみます。

今度は3.5から上全部でチューニングは取れました。28MHzだけ10Wキャリアでチューニングが取れましたが50Wを入れると最初SWRが悪化。そのままキャリアを入れ続けると再チューニングに入りめでたくSWRは1.0になりました。28MHzは恐らく微妙なバランスなんでしょう。

これでなんとかスタートラインには立てました。あとは飛びがどうかですね。

3.531MHz/FT8では北海道や九州の局と交信できました。一応飛んではいるようです。コンディションによりけりなので断定的なことは言えませんが、以前のカーボン釣竿にワイヤエレメント13m追加した時よりはPSK Reporterの数値もこころなしか良いようです。(お空は既に春の夜の3.5ですからw)

7MHzもめちゃめちゃ飛ぶ訳でもありませんが、夜中の西海岸には飛んでいってるようです。試しに呼んでみたら西海岸との交信はできました。ま・ふつーですね。笑

週末のALL JAでもっと試してみる事にしましょう。

CPATU バーチカルアンテナ建立

3月28日に発注した今ちょっと話題の共振型ATU専用エレメント ダイヤモンド CPATUが本日2024年4月21日着荷しました。

作戦としては、今現在ATU CG-3000のアンテナエレメントになっているカーボン釣竿を撤去して、その代わりにこのCPATUに置き換えてみることに。

早速箱を開けて内容物確認。

初めに一番細いトップエレメントとNo.1コイル(コイルが1個だけ)を接続。次にその下にNo.2コイル(コイルが2個ついてるエレメント)を取り付け、その下に下部支持パイプを接続。

給電部に給電ケーブル(中に入っている専用のもの)をコネクタに取り付け、そのケーブルを支持パイプを通して接続。

自己融着テープで巻いてからビニルテープで防水処理しておきます。

支持パイプにCP取り付け金具セットとUボルト(取説にはVボルトと書いてありますが)でマストに取り付けて、組み立ては完了となります。

アンテナパーツの組立はタッピングビス6個(と内歯座金)で接続するのですが、このタッピングビスが曲者で、かなり力を入れないとタップを切ることができなかった部分もありました。あまりに固くてドライバが回らず、思い余ってハンマーで少し叩いてしまいました。(笑)

アンテナ自体の組み立てはタッピングビス問題はあるもののすぐに完了し、伸縮マストにUボルトで取り付けるためにベランダに置いてみました。

4.6mはそれなりに長いのと、さすがにカーボン釣竿とはワケが違い重い! 風とか大丈夫なのか?とちょっと心配になりました。

ベランダに移動運用で使うタイヤベースを置き、これに伸縮マストを差し込んでバンドで固定しました。

取説には15度以上傾けるとエレメントに水が入り故障の原因になる・・・なんて書いてあるんですが、これどう見ても15度以上傾いてますよね。。。(笑)

屋外型ATUはカーボン釣竿でも使っていた CG-3000をそのまま使います。

給電ケーブルをATUのエレメント端子に接続します。給電ケーブルが適度にたるむくらいの高さに伸縮マストを調整します。この給電ケーブル自体もアンテナエレメントとして機能するので、支持パイプやマストからなるべく離しておけと書いてありました。

アースはカーボン釣竿のときのまま、アルミフォイルをベランダ手すり下に敷いたものをそのまま使います。

コモンモードフィルタも前のまま、ATU直下の給電同軸ケーブルと電源供給コントロールケーブルの両方と、それからRIG直前にも入れてあります。

これで建立作業は完了。さっそくATUでチューニングを取ってみます。

3.5MHz~21MHzまではチューニングバッチリとれましたが、24と28MHzがチューニング取れず・・・。 おそらくアースの電気的長さが長すぎなんだろうと思い、CQオームで売ってる5mx5本のカウンタポイズ線に付け替えてみると

こんなテキトーな感じですが、これにすると3.5MHz~28MHzまでチューニングが問題なく取れました。 ただしローバンドがアースの吸い込みが良く効率よく飛ぶかどうか?はまた別の話です。

全然使い込んでないので、ハッキリしたことは言えませんが、長さ9mのカーボン釣竿エレメントとの違いは今時点良くわかりません。(笑) しばらく使ってみますね。