ハイモンド バグキーのスタンダード BK-100は打鍵音が喧しいことで有名です。「カコッカコッ」「ガチャガチャ」とヘッドフォンで運用してればそれ程気にならないのですが、スピーカーで受信しながらゆったりラグチューするにはちょっと。。。(笑)
そんな中、よくラグチューのお相手をして頂く JA5OVU タトミさんがご自分のBK-100を静音化して満足のいく結果になったと教わり、一部自分でも手を入れてみることにしました。

大雑把に言って金属が当たるところにビニルチューブを取り付けられています。
BK-100はバイブロのオリジナルとは異なりちょっとした調整ですらラジオペンチが必要なくらい狭いところに小さいネジがあり、回すのも固く力が要るような作りで、不器用な自分はタトミさんが施した全部の静音化作業ができませんでした。
まず手始めに短点側のストッパ(これにシャフトを当てて短点を発生させる)が金属のシャフトに直接あたらないように太めのビニル線の被覆ビニルを短く切って取り付けました。透明なビニルです。

シャフト側、こうやって拡大して見ると金属同士が当たってできた傷が見えますね。
次に短点ストッパの反対側、振り子の振れ止め位置を調整するネジ。こちらも本来はビニルチューブを被せたかったのですが、どうしても手が入れられず、苦肉の策で緑の養生テープを貼って金属同士が直接ぶつかるのを避ける処置をしました。(気休めかも・・・w)

これは以前から処置してあったリードスイッチ化。物理コンタクトではないので短点がかすれることはありません。

最後に、振り子の振れ止めとシャフトが金属同士直接当たらないようにシャフト(おもり)側にこれまたビニルチューブの切れ端を差し込みました。図の赤いやつです。

早速試し打ち。
YouTube動画ではそれ程静音化していると思えないかもしれませんが、これでも随分静かになりました。GHDやベガリばかりじゃなくて、たまにはBK-100も使ってあげなきゃ。笑