Begali Intrepid バグキーの調整

2003年夏にポチってしまったベガリのイントレピッド・バグキーですが、バイブロのそれとは構造が異なり、調整のしかたも良く分からず、当時秋風が吹くあたりまでほぼ着荷したまま使っておりました。

2023年10月頃にBegali Intrepid バグキーの調整方法をブログに書いてあったのですが、久しぶりに自分の書いたコンテンツを見に来たら参照してあったサイトのリンクが切れてましたので、図を作って手直ししておきました。

今(2026年3月)よりはマシでしたが、3年前も円安ユーロ高の中ビッグマネーを投入して手に入れたベガリちゃん( Begali Interepid )をちゃんと調整して使ってみようと思い、マニュアルを読んでみても英語で良く分からず・・・。

当時識者のかたがブログに書いてあったのを自分で解釈して書き留めてありました。

調整ネジは右奥から右手前に向けてR1・R2・R3・R4、左奥から左手前に向けてL1・L2・L3・L4と並んでいます。レバーシャフトは2分割されており奥をB、手前パドルつまみ側をAと呼んでいます。

【1】
全てのネジを緩める。これはカンタン。w

 

【2】
レバーシャフトAとBが真っ直ぐになるようにR1ネジを締めていく。締めすぎるとアームが曲がっちゃうので、曲がる寸前までR1ネジを締める。

 

【3】
振り子シャフトが樹脂ダンパーにぴったり接するようにR4ネジを締める。 この【2】と【3】がバイブロでいうところの短点パドルを操作後、指を離した(短点の送出をやめた)ときに奥の金属ダンパーにピタリと当たって振幅が止まる位置にネジを調整することに相当するんだと思います。

 

【4】
パドルで短点を送出操作し、L2ネジを締めて適度な重さ(負荷)に調整します。L2ネジはバイブロの短点バネ調整に相当するのでしょう。 ただしベガリは磁石バネです。

 

【5】
振り子シャフトが少なくとも8往復くらい振幅するようにL3ネジを調整します。あまりギャップが狭いと充分に短点が送出される前に振幅が止まってしまいます。


【6】
振り子シャフトの横振れに合わせて短点が出るわけですが、この時短点接点のギャップをL1ネジで調整します。丁度良い位置にしておかなければ短点が連続で出ず、つーーーーと常にコンタクトしてしまったり、逆に接点が閉じず短点が全く出ないなんてことになります。短点が連続で出る丁度良い位置を探ります。(あ・サイドトーンが出る状態で調整します。) これはバイブロのヘアピン短点コンタクトの調整ネジと同じですね。 ただバイブロの場合コンタクト接点の表面積が広いのとは真逆で、ベガリは針と針受けみたいな感じですけど。


【7】
短点が最低8個程度出るようにL1ネジとL3ネジを交互に調整します。この辺りは自分の好みと連続短点がどの程度出せれば良いかで変わってくるでしょうか。HH(訂正符号)を絶対打たない自信がある場合は短点5個くらい出ればOKかもしれません。 自分は割合ギャップは狭めが好きなんですが、そうすると短点が8個出なくて妥協ラインを探ってます。笑

 

【8】
連続短点を打つときのマーク・スペース・マーク・スペース・・・この時のマークとスペースの時間が同じになるようにL1ネジとL3ネジを微調整する・・・って言ってますが、これこそ自分の感覚(好み)の調整になると思います。L1ネジを締めればマークの時間がスペースより長くなり、感覚的には「とろろろろ」に近くなり、L1ネジを緩めればマークの時間がスペースより短くなり「カカカカカカ」的な感じに自分は感じます。
L3ネジはL1ネジと逆の振る舞いだと思えばよいでしょう。最後は感覚です。w


【9】
次に長点の調整です。 パドルで長点を打ってみてR3ネジを締めて適度な重さ(負荷)に調整します。これもバイブロではバネの調整に相当します。(短点のL2ネジと同じです) 磁石バネですね。

 

【10】
パドルの左右(短点・長点)の振れ幅がほぼ同じになるようにR2ネジを調整します。(短点側はL3ネジ) と書いてありますが、実は自分は短点の振れ幅より長点の振れ幅のほうが小さいほうがしっくりくるようなので、このインストラクションは気にしていません。(笑)

 

【11】
振り子シャフトにある2つの錘を移動してスピード調整します。 自分はもっとゆっくり打ちたいのでこんな錘をめがねクリップで取り付けて調整しています。錘2個を一番手前に固定してもちょっと速すぎなので。

【12】
短点間隔(【8】のマーク&スペースの間隔)の微調整はL4ネジでもできます。これも磁石バネで錘シャフトの振れ幅を制御するものですが、正直自分はそこまでシビアではなく、このL4ネジは全然使ってません。

TS-890S 使用レビュー

発売されてもう7~8年も経過しちゃった TS-890Sをヤフオクで手に入れて数日使ってみました。今更感もあり誰も特別知りたい情報でも無いかもですが、使用感をざっくりと書いてみます。なお自分の運用スタイルは電信のみ。3.5/7/10MHzの国内コンテストと和文がメイン・・・という偏ったものです。その辺りを割り引いてお読み下さい。笑

①重い

Kenwoodのフラグシップ機はTS-890ではなくTS-990が有りますが、この890は15kgちょっとの重さで、それなりの重量です。1階から2階シャックに持ち運び、梱包を解いてオペレーティングデスクに持ち上げるだけで腰が痛くなりました。TS-940よりは軽いけど内蔵電源分の差でしょうか。

②MENUからの設定はやりにくい

MENUを押して変更する設定は普段使いで頻繁に変更をすることは無いものが多く、通常オペレーションは物理ボタンとツマミが豊富でとても使いやすいと感じました。

③タッチパネルではない

物理ボタンでの操作がメインです。 デコボコがある物理ボタンのほうが手探りでの操作も(慣れれば)できるため、ここはタッチパネルにしなかったのは正解かと思いました。メーター表示だけが何故かタッチなのは意味がよく分かりません。
アイコムはタッチパネルの使い方が秀逸、八重洲はタッチパネルと物理ボタンの役割分担が中途半端かな。(当社比)

なおバンドスコープをタッチするとその周波数にジャンプしますので、タッチパネルではないと言うのは間違いでしたが、タッチパネルとしての能力があるデバイスを使ってはいますが、意図的にその機能を敢えて持たせないUIを採用しているように感じられます。

④ブレークインリレー音は無音

IC-7610同様ブレークインリレー切替音は皆無で、ラグチューに最適です。フルブレークインはセミブレークインのディレイタイム0と言う位置づけです。個人的にはディレイタイムの設定はフロントパネルのツマミでの設定でなくてもMENU内にあってもよかったのではないかと思いました。 その代わりCAR(キャリア量調整)やサイドトーン音量調整をパネルツマミに割り当てて欲しかったかも。 ボタン1個でセミ・フル・BKオフの切替をするアイコム方式でも良かったかな。

⑤ノイズリダクション(特にNR2)が優秀

これはTS-590SGで感動したNR2です。 レーダーノイズにもよく効きます。

これはTS-590SGですが、やはりNR2の効きは素晴らしい!

⑥バンドスコープは及第点

アイコムの域には達してませんが、充分な反応速度と解像度だとおもいました。

⑦XITとスプリットの連携

パイル時に送信周波数をずらすXITですが、XITで+100Hzみたいな設定をした状態でSPLIT長押し&短押しすると、スプリットの表示になります。この状態でTF-SETを押しながらVFOツマミ or RIT/XITツマミを回すとVFO-B(送信周波数)の様子を受信しながら周波数調整ができます。 モチロンXITだけでも用が足りるのですが、スプリット表示だと受信周波数だけでなく送信周波数も表示されます。

⑧冷却ファンが静か

やはりデカい機械は設計も余裕があるようです。50Wで45分1本勝負の和文ラグチューを敢行したところ、ファンの径もデカいとみえて低回転でそよそよ回る為か風切り音もしません。天板もリグ背面もほんのり暖かいだけ。フルブレークインリレー音も静かだし、ホントラグチューに最適なリグだと思います。

⑨目で見てゼロインができる

オーディオスペクトラム表示が常時出ているので、ピークをセンターに合わせるとゼロインできます。オートゼロイン機能もありますがいちいちボタンを押さなくてもよいので便利。ゼロインメータはFTDX10/FT-710など八重洲のリグにも付いててコレは便利。アイコムには(IC-7851は知らんけど)付いておらず耳ゼロインするかオートゼロインボタンをおすかしかありません。

⑩270Hzのルーフィングフィルタは要らないかも・・・

コンテスト時にご近所の大電力局が出てるなんてシチュエイションなら役に立つかもですが、オプションの270Hzルーフィングフィルタは要らないかも。今回手に入れたTS-890Sには取り付けられていましたが。 パネル右上のSHIFT/WIDTHツマミで帯域を絞っていき250Hzに狭めた瞬間500Hzから270Hzのルーフィングフィルタへ自動的に切り替わります。 この挙動はMENUで設定できますが、わざわざ設定変更する必要もないでしょう。

接触不良・・・

接触不良というと30年以上前の無線機では、標準装備的な不具合原因です。以前 TS-830VやTS-130Sなんかは接点を丸洗いするように接点クリーナをバンバン拭きかけてスイッチやボリウムをカチカチ・クルクル回して機能回復させました。

今回手に入れた TS-890Sは前オーナが購入してから6年程度なので、まさか接点不良だとは全く思い当たりませんでした。

まず初めに気付いたのが、背面のKEY端子。 これが機能しません。次に外部スピーカを接続する端子、これも外部スピーカが鳴らないのです。

2ヶ所も不具合があるのでケンウッドのサービスに修理依頼しようと梱包までしたのですが、Xで「接点クリーナ(接点復活剤に非ず)を吹いてプラグの抜き差しをしてみては?」とアドバイス頂き、梱包を解いて、リグを取り出し、KEY端子とEX-SP端子にサンハヤトの接点洗浄剤を吹きかけて、プラグを回したり抜き差しすること20回ほど・・・。 アルコールが乾くまで5分程待って接続してみました。

果たして復活するか?

まずはスピーカを接続・・・ 見事に復活。SP-940(TS-940用の外付スピーカがガンガン鳴ります!

次に背面KEYジャックに電鍵を接続・・・ これは残念ながら復活しませんでした。しかしパネル面のKEYジャックは生きていますので、これはまあ良いか・・・。

そんな訳でケンウッド・サービス行きは一旦保留としました。

で・ここでハタと気づきました。

3年位前に新品で購入した IC-7610とその専用外付スピーカ。 新品で買ったときから外付スピーカのヘッドフォン端子の接触がおかしかったんですよね。

「もしやこれも接点洗浄剤で直るのか?」

ハイ・・・直りました。 新品で購入しただとか、たった6年しか経過していないからとか、あんまり関係なく接点不良は起こるのですね。 またひとつ勉強になりました。笑

またまたヤフオクで落札・・・

もう殆どビョーキですが、TS-890Sをヤフオクで発見してしまいました。

実はTS-590SGのNR2(ノイズリダクション2)が秀逸すぎて、890も気になってはいたのです。

発売からもう6年程経過してはいますが、現行機種でもあります。最近値上げされており新品は某通販店では40万円もしちゃいます。

ヤフオクで出品されていたTS-890Sは270Hzのルーフィングフィルタまで付いています。自分的には30万円を超えるようなら落札を諦めて、もう10万円出して新品を買おうか・・・なんて事まで考えて応札・・・。

果たして最終価格は30万3000円。無事落札となりました。

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すぐに着荷して荷解き、オペレーションデスクにあげます。場所は昨年暮れにお輿入れした TS-850SL 。隣のデスクに引っ越してもらいました。笑

大きさは TS-940Sとほぼ同じ。重量は 3kg程940より軽く、内蔵電源の分でしょうか。笑

先ずは質感の高さにすぐ気付きます。デスクに置いて眺めれば昔のオーディオ機器の風情がします。サンスイとかヤマハのプリメインアンプ、ケンウッドやナカミチのカセットデッキ・・・そんな佇まいです。

アンテナを繋げて電源ON! 受信音は本当に静かでNR2の効きもバッチリ。APFも付いてます! 一番嬉しかったのは IC-7610と同等クラスのブレークインリレー音ナシ!

残念だったのは背面のKEYジャックにキーヤを接続してもウンともスンとも・・・。

どうやらこれは故障のようです。(ケーブルや標準/ミニプラグ変換アダプタを交換しても機能せず。そのままパネル面のジャックに差し込めばOKでしたので、それで良い事にします。

今週末はもっといろいろイジってみようと思いますが、今のところ「コレは良い!」と思う点は・・・

ツマミやボタンが沢山ありファンクション押してから○○ボタンを押して・・・みたいな操作ではなく、出力を変えたければいきなりPOWERツマミをクルッと回せばよいなど、直感的に即ツマミ・ボタンにアクセスできるところは高いだけの事はあります。w

アナログの針式メータライクなディスプレイですが、送信時出力表示をしてくれると同時にSWRやALCの振れ具合を見たいもの。 右側のバーメータで出力と同時に監視できるのがFBです。

トーン周波数にピークを持ってくるようにチューニングすればゼロインです。目で見てゼロインできるのはありがたい。

7MHzセンターローディングモビホ

松本のJR0DILからQSYして頂いた7MHz用センターローディングモビホ。コメットのHR7というやつでした。

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早速クルマのルーフにマグネット基台を貼り付けて調整してみました。

マグネットアースシートの上にマグネット基台を置きます。(ルーフに傷をつけないように。)

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イモネジは先日のダイヤモンドHF30CLと異なり1.27ミリの六角レンチで回します。

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7033に同調中心点がありましたのでこれを7020くらいに持っていきます。伸ばしては測り、測っては伸ばしを繰り返すこと5度。(笑)

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10メガのHF30CLとこのHR7、調整したところが分かるようにビニルテープを巻いて目印を付けておきました。(エレメントを分割しないと車に積んで運べないので目印必須。)

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早速IC-7300Mに繋げて、A1CLUB和文オンエアミーティング終わり加減の海老名局をコール。無事599/599で交信成立。

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電源はリン酸鉄リチウム電池。
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海老名局との交信が終わると、聖高原移動局からコールされてこれも交信成立。

無事電波が飛ぶようでひと安心です。

QDZKeyerの固定

QDZKeyerは小さくて軽いので持ち運びにも便利ではありますが、シャックで常設して使用するには軽いのが仇となり、速度調整ツマミを回すのも片手で押さえて回さなければなりません。

そこで底面にネオジム磁石を両面テープで貼り、鉄台に貼り付けて設置。片手で速度調整ができるようになり便利になりました。

打鍵速度調整は頻繁ですから。今までは上から押さえつけて無理矢理回していました。笑

回りにくっついている8個のシリコンゴム足は、安定の為に元から付けてありました。

このネオジム磁石、強力過ぎて近くに置いておくと「ばちっ!」と音を立ててくっついてしまいます。その際割合簡単に割れちゃうんですね。 割れた磁石が何個か手元にあったのでその割れモノを強力両面テープで貼り付けてみたらバッチグーでした。