縦振り電鍵は自分にはムリだと思って、なるべく近寄らないようにしてきました。
A1CLUBの干支電鍵のコンテストは実に苦痛でした。笑
そんななか、ふとこの記事を読んで反動式をやってみようと思い立ちました。
縦ぶり電鍵の打ち方 by JA1VJQ
https://a1club.org/knowhow/st-key.htm
机の上に腕・手首・手のひらを置いて、人差し指・中指で机の天板を押すと手首が上がるのを目の当たりにして「なるほど!」と感じたのが、やてみようかと思った一番のキッカケです。
現在所有している縦振り電鍵は
- ハイモンド HK-702
- ハイモンド HK-808
- A1CLUB頒布 干支キー(辰)
- 中華電鍵 Putikeeg
の4つ。 前々から感じてはいましたが、ハイモンドの縦振り電鍵は大理石がカッコよくて、シャックにあるだけで箔が付く感じではありますが、ツマミの高さが高すぎて自分のオペレーションデスクに置くと肘の位置が不自然でちょっと打つだけで疲れます。
中華電鍵 PutikeegはAliExpressで8000円切るくらいで入手した緑の縦振りです。カエルっぽい色なので通称ケロケロキーと呼んでいますが、これはつまみの位置が低くて高さがぴったり。肘の高さも姿勢もムリがなく疲れなさそうです。
干支キー(辰)は高さは丁度良いのですが、バネ圧が弱くて電鍵からの反動(と言うか反作用?)を得る事が難しいのが難点で、結局オペデスク上のレギュラーの座はケロケロキーに譲ることになりました。笑
手に汗をかいてくるとツマミが滑るので、シリコン指サックを被せました。接続ケーブルはステレオミニジャックが背面に付いてます。
バネ圧は中央にある緑のネジで強くも弱くも自由に調整できます。(磁石バネです。) 接点ギャップは後方にある銀色のネジで調整ができます。 調整できるところはこの2ヶ所だけ。
打つとガチャガチャ喧しいのが玉に瑕ですが、いかにも機械っぽいのが良いところかもしれません。
さて実際の打鍵ですが、ドキュメント中に書かれているように、長点を打つときは人差し指中指で腕全体を支えるようにして腕を休ませる・・・この感覚は分かります。そうしないと長時間打鍵はムリなんですね。
まだまだお稽古中ですが、低速・中速と速度を相手に合わせるのは縦振りの右に出る電鍵はないので精進したいと思ってます。