TS-830Vシリーズ(笑)も今回で一旦終了です。
第一弾 サイドトーンとセミブレークイン修理
第二弾 CWフィルタ取り付け
第三弾が今回のWARCバンド送信解除です。
このTS-830Vは初期型で、時代的にWARCバンド開放間際のトランシーバです。故に受信はできるのですが素の状態では送信制限がかかっています。
送信制限解除方法はこれを読むと
RFユニットのJ2ジャンパーケーブルをカットすればWARCバンドの送信が許可されるとの事。
なーんだ簡単じゃん! と思ってRFユニットのそれらしい部分を探してみてもJ2なんて見つかりません。。。
真上から見てVFOユニットの右上付近のRFユニット基板を念入りに探すと。。。
ありました! 配線・部品が混み合ってまして、これではなかなか見つけられないはずです。
このジャンパー線を見つけるのが一番難しい作業でした。(笑)
基板のJ2シルク印刷を見つけたら、そこから生えている黒いジャンパー線を手繰って基板の真ん中あたりでカットします。
それから二番目に難しい作業・・・切断したビニル線を絶縁するためにビニルテープを巻く事。 これジャンパー線が短い事とLOADとPLATEに繋がるシャフトが邪魔で手を入れることがしにくい構造の為です。
かなりテキトーですがこんな感じで良いことにしちゃいました。(赤いビニルテープです。笑)
上カバーを閉めてテスト。送信解除がされている事を確認。
めでたしめでたし。
これでひと通り手を入れるべき作業が終わったので、昭和風のオペレートデスクにすべく古いリグを並べてみました。
なかなか壮観ですね。あとは免許がおりれは・・・。早く審査終了にねらないかなー。笑笑