TS-830V の KEY端子にはストレートキーやバグキー・複式は繋げますが、エレキーを繋いでも使う事ができませんでした。
しかたないので以前作ったキーイングリレーボックを改良してエレキーを使えるようにしました。
以前作ったのはこういうやつで
1.5Vで動くリレーを使って単三電池1本駆動でした。TS-830Vは固定局なので13.8Vで動いてくれたほうが電池の消耗を気にすることもないので、12Vリレーに換えて作り直します。
回路図はQDZ Keyer作者の JE3QDZ さんに書いて貰いました。
エレキーからのKEY OUT(出力) の極性とこのリレーボックスのKEY IN(入力)の極性を合わせる必要があります。ステレオジャック/プラグでも根元がGNDで、先っぽがプラスになっていますので、KEY INのジャックの配線を間違わなければ大丈夫でしょう。
初めにリレーのコイル両端にダイオードを取り付けます。
先にダイオードをハンダ付けしておいてから、カソード側に12Vプラス極を繋げ、アノード側にキーヤのプラス極を接続します。
後は回路図の通りハンダ付けしてケースに収めます。
KEY INにエレキーの出力をつなげて試し打ちするとリレーがカタカタいっていれば成功です。
KEY OUTをトランシーバのKEY端子につなげてTS-830Vからサイドトーンが出たので完成です。
【追記 2024.10.3 】