JARDの基本保証を取って変更届出を出していた TRIO TS-830V/100W の審査がめでたく終了しました。
JARDにTS-830Vの100W改の基本保証についてメールで問い合わせたのが9月20日(金曜日)。JARDからすぐに返事がありました。懇切丁寧で具体的にどう保証願書を書けば良いのかが案内されてました。内容は
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■保証の申し込みについて
TS-830V改100Wの保証実績は多数あるので基本保証を申し込んで欲しい。
■「保証願書」への記載について
以下を記載すれば TS-830V改100Wとして基本保証が可能。
・送信機の名称等:TS-830V 100W改造
・技適番号又はJARL登録機種の登録番号:T50
・接続するブースタの名称等:パワーアップキット PK-2
■「工事設計書」への記載について
TS-830S(100W機)と同様の体裁で必要事項を記載。
■提出書類について
所定の様式の他に、100Wの仕様がわかるブロックダイアグラムを添付すること。
TS-830Sのブロックダイアグラムがそれに当たる。
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と言う事で、翌9月21日(土曜日)に総務省電子申請・届出システムLiteで変更届出のデータを作り、総通には送らずファイルとして保存。その申請zipファイルと、TS-830Sの取説からブロックダイヤグラム部分ををiPhoneで撮った画像ファイルを添付してJARDに保証願書を送付しました。
影も映り込んでて「こんなテキトーでよいのかな?」と我ながら疑問が残りましたが、オフィスのスキャナで取り込む時間も勿体なくて、テキトー画像を採用しました。笑
その後すぐにJARDから保証願書が受け付けられた旨のメールが(おそらく自動返信だと思いますが)返ってきて、そこに保証料金 5500円と振込先口座情報が書かれてあり、インターネットバンキングで速攻支払いました。
保証願書を送ってから5日後の9月26日(木曜日)にJARDからメールが届き、そのメールには
技術基準適合の保証書(変更)のPDFファイル
総務省電子申請・届出システムLiteに食わせる変更届出書類のzipファイル
2つのファイルが添付されていました。
間に3連休があったのでたった3営業日で基本保証が出されたようです。聞いた話ですが、保証願書は毎日処理している訳ではないとの事で、自分はたまたま偶然速攻処理に当たったようです。ラッキー!
電子申請書類(zipファイル)は内容のチェック・訂正などが行われているようで自分で作成してJARDに送付したファイルは使わないように!と注意書きが書かれていました。通る書類を作ってくれる代書屋さんの役割もあることを考えると保証料5500円は安いのかもしれません。笑
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電子申請・届出システムLiteにそのまま読み込ませ、技術基準適合の保証書(変更)PDFファイルを添付して電子申請を行えばあとは待つだけです。(★以前添付した電波防護指針に適合する書類を含んだ変更届出を下書きにしたため、同時に防護指針適合書類も添付されたことになります。)
信越総通には変更届出がすぐに到着。到着ですぐ電波発射できるのか一応総通に電話で確認してみたら、審査終了まで待て・・・とのお達しでした。(涙)
それから2週間「受付処理中」と言うステイタス、その後やっと「審査中」が1週間。果たして10月15日(火曜日)に晴れて「審査終了」となりました! JARDに保証願書を送ったのが9月21日でしたから、それから25日間。 総通に変更届出を出したのが9月26日だったので、それからは19日間で免許されたことになります。いやー長かった!笑
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なお、JARDから保証書類などが送られてきたメール本文には以下のような文言が書かれていました。 ひと月ほど運用して調査報告書の報告義務があるとのこと。忘れずに提出しなきゃ。
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●【必須・回答期限あり】調査報告書をご提出ください
以下の要領により、無線局免許状または通知が総務省から届きましたら、今回保証をした無線機を1ヶ月程度運用し、その結果を記載した調査報告書をお送りください。
●調査報告書の提出方法
以下の回答欄に必要事項をご記載いただき、本メールへの返信としてお送りください。
今回の申請内容に該当しない事項は空欄としてください。
※※※ ご回答欄 ※※※
調査報告書
(1)氏名(社団の場合代表者氏名)
(2)保証番号
(3)申請の種別 開設 変更
(4)空中線電力 50W以下 50Wを超える
(5)設備したトランシーバ(送信機)の名称など
(6)当該設備に係る無線局の免許の日、取替え若しくは増設に係る
送信機の変更許可の日又は無線設備の設置場所の変更許可の日
・免許の年月日 令和 年 月 日
・変更申請の許可年月日 令和 年 月 日
(許可年月日は、無線局免許状の左下に記載された日付です。)
(7)放送受信障害と電子機器への影響
・障害の有無 有り 無し
・障害の状況等
障害を受けた機器の種類と名称
トランシーバの名称と運用周波数、原因、混入経路
・混信防止策 対策済み 未了
無線局側、電子機器、アンテナ間隔、停波又は電力低減、その他
(8)業務書類の整備 整備済み
(9)ご連絡先(日中連絡の取れる電話番号)
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