TS-830V 和文交信で気付いたVFOドリフト

599BK形式のQSOでは何の問題も見つからなかったTS-830Vですが、30~60分の長話になりがちな和文交信ではどうなのか・・・。昨夜その機会が訪れました。

以下全て7MHzでのことです。

初ホレ交信は宝塚市のお馴染み局。先方いつもお使いのFT-710が故障で八重洲送りになり、リグはFT-301SDということです。FT-301と言えばオールソリッドステートではありますが、TS-830よりももっと歴史のある(要するに古いw)リグです。

25分弱の交信でしたが、途中から周波数がズレてきました。お互い年代モノのアナログVFO方式なので、どちらがどれくらいQRHがあるのかは良く分からず、RITが大活躍でした。笑

2局目のホレ交信は宮崎市の初めてのかた。エレキー(だと思います)のキレイな符号でCQが聞こえてきましたのでコール。初めての交信でしたが約40分程のラグチューとなりました。初めは長野と宮﨑のお天気・気候の違いについての話題でした。交信終盤に勇気を振り絞って(笑)「こちらの周波数上に動いてますか? 先月入手した真空管のリグが一昨日免許がおりたばかりで」と聞いてみました。

交信中に少し周波数が動いているようでRITで少し下に補正していましたから、おそらく当局が上に少しドリフトしたのかなと・・・確認です。

するとお相手からは「交信の初めに動いてましたが、途中から安定していました。真空管がぬくまって安定したのかな? 50Hzくらい動いてました。」とレポートがいただけました。 (「ヌクマル」を2回打って貰ったので分かりましたが、自分的には「アタタマル」なので一度では取れませんでした。笑)

やはりアナログVFO、じわ~っとドリフトするんですね。 先程は両局ともアナログVFOで自分がどれくらい動いていたのか分からなかったので、とても参考になるレポートでした。

当局の出力は50W、40分で50Hz、しかも後の方は安定してたと言う事なら、まったり和文ラグチューなら問題はなにもなさそうです。お相手のかたにRITで追いかけてもらいましょう。(ラウンドテーブルQSOだとちょっと困るかもですが。) ま・オールドリグならではのご愛敬ということにしておきましょう。笑

リグのファイナルのある部分とクーリングファンに手を当てると結構な熱が出てました。これならQRHするわ。w