和文で打ち逃げ

打ち逃げなんて言うとイカガワシイ匂いがしますが、和文のお稽古を始めて曲がりなりにも符号を覚えたら(または覚えた気になったら)、次の段階としてお薦めなのがこの「打ち逃げ」です。

欧文ラバースタンプQSOの最後、ファイナルを送る時に「ホレ アリガトウゴザイマシタ ラタ」 CU AGN 73 TU E E みたいに、交信を終えちゃう作戦です。

相手から和文で何か打ち返してくるかもしれませんが、ファイナルを送ってから質問が返ってきたり、込み入った長話になることはまずありません。せいぜい「マタヨロシクオネガイシマス」とか「アリガトウゴザイマシタ」が返ってくるくらいですので、安心して打ち逃げできます。

万が一何か和文で打ち返されてきても 73 TU VA E E と打っちゃって逃げちゃえば大丈夫です。笑

欧文でも和文でも符号を覚えた(または覚えた気になった)だけでは、相手が何を打ってきてるか受信することは普通できません。 もちろんワッチして筆記受信したりお稽古は欠かせませんが、ここはひとつ「打ち逃げ」でもよいので、実際の交信で「ホレ」を打ってみることです。

相手があるだけで緊張感があり、上達スピードが早まるのは間違いありません。

この打ち逃げを数十局やれたら次は和文のラバスタ交信でしょうか。

すげースピードで和文ラグチューしてるベテランOMも初めはだいたいこんな状態(相手の打ってることが半分も分からない打ち逃げ状態)だったことでしょう。 少なくとも自分はそうでした。笑

なので安心して打ち逃げしてみてください。 折も折、2024年12月22日からA1CLUBの和文QSOパーティが行われています。A1CLUB会員でも非会員でも参加可能。和文交信の数を日ごとに報告すれば参加することができます。和文交信といっても1フレーズ打ち逃げでもOKです。

A1CLUB 和文QSOパーティの規約と参加者の中から抽選で当たる賞品の情報はこちらです。

a1club.org