高圧ブロックコンデンサ交換

とにかく劣化して液漏れしたり爆発して電解液まみれになる前にコレだけは交換しておいたほうが良いという先輩の教えに従い、TS-830V/100W改の高圧ブロックコンデンサの交換をしました。

電源トランスの手前に2本立ってるデカい電解コンデンサ

K4EAAのキットをWeb注文してポチってから2週間で着荷しましたが、Webの画面にもあるとおり、元々そびえ立っている電解コンデンサが3階建てだとすると、新品は1階平屋建て。笑

容量と耐圧は元が100μF/500V、新品が150μF/500Vと容量が違います。でもTS-520/830と書いてあったので大丈夫でしょう。

一応昨夜のウチから電源ケーブルを抜いておき、リグの蓋を取ってからも短絡させて放電してみました。(何事も起きませんでした。)

バイブルに書いてあるのとリード線の色が違いましたが、電解コンデンサ2本を直列に繋ぎ4本のケーブルで結線すればよいだけですから、作業自体は簡単です。

上下のカバーを取ります。浅田飴の缶が役に立ちます。w

コンデンサを上下から確認。

裏から見た配線はこんな状態。

配線はこんな感じでした。

どうも、このバイブルに書いてあるのとは微妙に違いました。

一応スマホで配線を撮影して、メモを取っておきました。

元々のコンデンサをみてみると、容量・耐圧・大きさ・形状こそ一緒なんですが2本違うものでした。もしかしたら前オーナが片方だけ交換してあったか、両方交換したときにたまたま同じものが手に入らなかったか・・・なんでしょうか。(あとでよく見るとパラで半田付けされているコンデンサも色が違いますので一つだけ交換したんでしょうね。)

取り外したコンデンサはこちら。

片方のは極性の表示もありません。(怪しい・・・w)

バイブル記述の配線色とは違いましたが、結線方法は一緒でしたので作業を進めます。

始めに新コンデンサコンデンサと抵抗を取り付けておきます。

コンデンサと抵抗をパラで接続するだけです。

これを2セット作り、現状付いている電解コンデンサの配線を取り外します。ハンダを溶かして取り外そうと思ったら、絡めてあって取れないところがありニッパで切断。

表面からビスを外してコンデンサを取り外します。

スリーブから外して、新コンデンサに取り付けて、取り付けます。

早速元通りに配線・半田付けします。

蓋を元に戻して通電、スイッチオン!

ふつーに電源が入り、ニューイヤーパーティ局と2~3局交信してみて動作チェック完了。バッチグーでした。