これまた何を血迷ったか、またまたトリオ・ケンウッドの旧リグを落札。TS-940Sは1985年頃発売された当時のフラグシップ機です。1985年といえば自分大学4年生・・・40年前じゃないですか!
ヤフオクで落札し8エリアから2日でお輿入れです。20kgもあるデカくて重い精密機械をたった2000円弱で運んでくれた日本郵便さんに感謝です。
玄関からシャックのある2階まで運ぶのもひと仕事でした。(笑)
早速開梱しましたが、オペレートデスクに持ち上げる前に予め、これまたヤフオクで落札してあった500Hz帯域のCWクリスタルフィルタ YG-455C-1を装着。
TS-940Sを天地逆に置いて底面のカバーを外し、取り付け位置を確認します。
基板上にCUTとありますが、このジャンパーをカットします。
これを切断して取り外します。
このジャンパーは基板から立ってるので、これをカットして取り去らなければクリスタルフィルタユニットがぶつかって装着できない模様です。
TS-830VにCWフィルタを取り付けた時は半田付けが必要でしたから、ジャンパーカットだけなので多少マシになった感じです。
(TS-850SにCWフィルタを取り付けた時は確かジャンパーカットも無かったような朧げなる記憶。)
CWフィルタユニットを上からジャンパピンの列2箇所に差し込むような形で取り付けるのですが、これ上からはフィルタユニットの小さい穴の列は見えませんので、装着にはかなり苦心しました。
ビス2本で固定して、底面のカバーを元に戻して作業完了しました。
昨日までFTDX10とアイコムのスピーカがあった所がTS-940Sの設置場所です。
当家に嫁いできたからには当シャックのしきたりに従ってもらいます。(笑)
ざっと7メガと10メガを受信して各種つまみやボタンが機能するかを確認。ひとつだけAF TUNEとか言う(恐らくAPFみたいなものだと思います)機能が壊れているようでしたが、あとは綺麗に受信できてました。
CWのピッチは隣に置いてあるIC-7610と同じ800Hzに合わせてから、7610で電波を出して周波数表示確認。校正が必要なくピッタリ合ってました。
内蔵のATUもチューニング動作することを確認。送信も130Wくらい出てました。これは底面の穴から調整ドライバ差し込んでくいっと回すと200W出ちゃうそうなんですが、そもそも50W出れば和文ラグチューには充分なのでこのままにしておきます。
JARDの基本保証は多分あと数日のうちに終わるでしょうから、すぐに免許されるでしょう。
またシャックが賑やかになりました。
IC-7610と並べるとデカさが分かります。笑