ゼロインチェック

交信相手の周波数にピッタリゼロインするのも、レトロリグではなかなか難しいものです。

TS-830Vの場合、スピーカから聞こえるトーンが800Hzでゼロインです。DSPのオーディオピークフィルタでゼロインできたかどうかが分かるので、普段使いではそうしていますが、iPhone/iPadのアプリで VBC Toneというのがあり、周波数が目で見て分かるので使ってみました。

レトロリグの送受周波数のズレがあるかどうかもチェック。

空いている7.032MHzで、TS-830Vから送信します。FTDX10のゼロインメータがセンターになるように830のVFOを合わせます。

次に、逆にFTDX10で7.032MHzで送信した電波を、TS-830Vで受信してみます。

800Hzピッタリでゼロインしていることが分かります。

目で見て分かるって大事ですね。レトロリグで交信中、こちら側がドリフトしがちなので、先方が送信中にこれを見ながらそっとドリフト分を修正するなんて事をするのに便利ですね。(相手方がイマドキの無線機であることが条件です。)