またまたQDZ Keyerがバージョンアップしました。今度はPCキーイング対応!

今まではCTESTWIN でPCキーイングさせるのにUSBIF4CWを使っていました。

これはこれでなんの不満もなかったのですが、PC接続のUSBケーブルとトランシーバ接続のKeyOUTケーブルが必要に。ただでさえ電鍵だらけ・USB機器だらけなので、ケーブルが減るのはウェルカム!
そんな訳で早速 JE3QDZ 吉村さんにバージョンアップ依頼してすぐに着荷しました。
使い方はひどく簡単で、ボタン1と4を押し続けて設定モードに入り、その後ボタン3と4を押し続けるとSとモールス符号が発生されます。Sは恐らくシリアルのSですね。もう一度ボタン3と4を押し続けると今度はN(たぶんノーマルのNか?)とモールスが聞こえトグルで切り替わります。
このSの状態でPCキーイングができるようになります。COMポートはひとつだけなのでこのPCキーイングモード状態のときはターミナルソフトでの設定作業はできません。
CTESTWIN の設定をします。

CWパラメータ設定に入り、

シリアルを選択してCOMポートを指定。もちろん事前にデバイスマネージャでCOMポート番号を調べておきます。
SerialSetをクリック

左に2つあるラジオボタンを上の2つにセットしてOK 。
これでおしまいです。F5を押すと「CQ TEST」が送出されたら完成です。
【2025/7/13 追記】
四隅をプラネジで留めているので、滑って収まりが悪く、それを改善しようとゴムブッシュをプラネジに付けていました。ところがこのゴムブッシュ簡単に取れちゃうので、シリコンゴム足に変更しました。

本当は今のプラネジのある四隅に付けるのが良いのですがプラネジを避けて貼り付けざるをえません。ボタンを押した時の安定性を鑑み、結局8個も投入。(笑)

今のところ滑りも抑えられ、ボタンを押す時も踏ん張りが効いています。
【2025.8.19 追記】
数日前のKCJコンテストに初めてこのQDZKeyerでのCTESTWINによるPCキーングを実戦投入しました。100WでRUNをトータル3時間ほどしましたが、回り込みなど全く発生せず安定運用できました。KEY OUTやUSBケーブルにパッチンコア巻きは全く施していませんでした。回り込んでキーダウンになっちゃったり言うことを聞かないようならコア巻き対策をしようと思っていましたが拍子抜けでした。