FT-1011を使ってみて

八重洲 FT-1011(海外マーケット名 FT-990)はひと月程前の6月25日ヤフオクで落札。32500円と送料約2000円で我がシャックにお輿入れしました。JARDの基本保証(5500円w)を使って変更届出が総通に到達したのが7月3日。それから17日経過しました。

発売年は1990年。AC電源だけでなくDC入力も付いた後期型モデルですから、恐らく1991〜1993年くらいに売られていたものではないかと考えられます。 となると33年くらい前のオールドリグではありますが、もうこの当時はデジタルの安定したVFO技術が確立した時代。 32500円+送料2000円+JARD保証料5500円でちゃんと使えれば大儲け!です。

主に週末の運用ですが使ってみた感想を書いてみます。

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①ノイズが多い?と思ったら・・・

IC-7610と比較してノイズが多いと当初感じましたが、7610はAPFを常にONしてあるため、これは不公平。(笑)

まずデジタルフィルタをON。

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ONしただけで、まず気になるヒスノイズが劇的に減ります。このデジタルフィルタはAFレベルでの動作のようです。本来SSBで使うものなのでしょうか。CWではLOW CUT(内側のツマミ)を9時〜10時、HIGH CUT(外側のツマミ)を11時の位置に回すと700Hzのピッチで綺麗に聞こえます。特にLOW CUTをひとクリック右に回すとスッパリと信号が消えてしまう切れ味の良さです。そんな訳で消えちゃう寸前にセット。

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さらに外付けのDSP APFを挿れてピークを700Hz、帯域を200Hzにセットして聞くと、IC-7610と殆ど変わりません。

受信トーンは澄んており、長時間に及ぶことの多い和文ラグチューに最適ですね。

②ブレークインのリレー音皆無

これもIC-7610と同じレベルの音無し。IC-7300やFTDX10に爪の垢を煎じて飲ませたいところです。(笑)

なおフルブレークインはパネル左下のBK-INボタンで機能します。

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セミブレークインはパネル左上のVOXボタンで機能します。

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このVOXとBK-IN両方ONするとVOXボタン(セミブレークイン動作)が優先される謎仕様です。笑

③RX/TX CLAR(クラリファイヤ)の表示

トリオ(ケンウッド)ではRIT/XIT、ICOMではRIT/ΔFですが、この周波数変化量を示す表示が10Hzの桁まであるのが、A1CLUB土曜早朝恒例のオンエアミーティング時にお役立ちとなります。

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ちょっと前に手に入れたTS-940Sでは100Hzの桁までしか表示されず残念に思ってましたから。

③やはりバンドチェンジはボタン一発で!

最近のリグではタッチパネルで周波数のMHz部分をタップしてQSYするのが当たり前ですが、そんな中でもやはり独立したバンドボタン(物理ボタン)を押すだけで良いのは便利この上なし。

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④パワー調整

これより昔の世代のリグとなるとキャリア調整してALCが規定レベルをオーバーしないように調整したり面倒でしたが、この時代になるとなんも考えずRF POWERつまみを回すだけ。(笑)

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メーターでは右に回し切ると100Wを示しますが通過型のSWR/POWER計で測ってみると120〜130Wを示しています。

⑤操作性最高!

イマドキの無線機のようにファンクションを押して○○を押して・・・とかメニューを押してパネルから選択して階層を掘って設定・・・みたいなのとは根本的に違い、ひとつのボタンやツマミには基本ひとつの機能しか割り当てられていません。なのでパネルを見れば取説を読む必要がほぼありません。(サイドトーンの音量調整は蓋を取らないとできないってことを説明書を見ないと分かりませんでしたが。笑)

やはり無線機はこうでなくっでゃです。バンドスコープこそありませんが、VFOツマミをグルグル回してバンドコンディションを把握したり、交信相手を探したり・・・。これが20世紀のアマチュア無線ってーもんです。笑

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今日7月21日は祝日で朝からこのFT-1011で和文交信していました。ラグチューも捗り、ホントによいリグに出会えた事を改めて感謝です。