A1CLUB OAM お試しキー局~準備編

電信好きの集まり A1CLUBでは毎週土曜日の朝にオンエアミーティング(OAM)があり、そのOAMにチェックインするのをアクティビティの中心にしているかたもおられます。

かく言う私も年間のアクティビティを競うA1AAの必修科目となっているため、このOAMは特別な事情がない限り毎週チェックインしています。

今回 2026年2月7日土曜日のOAMに「お試しkey局」として参加することにしました。

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A1CLUB OAMのお試しキー局は偶数月に行われます。実施日の半月位前から募集が始まりますので、A1CLUBのメーリングリストを見逃さないようにしておきましょう。

お試しキー局希望をA1CLUB OAM部会メンバーにメールで知らせておけば段取りを取って貰えます。

お試しキー局の日取りが決定したら、実施通知文の提出を求められ、原稿チェックが済んだらメーリングリストやフォーラムに掲載しておいてください。(だいたい実施1週間前くらい)

さて、キー局をするにあたり用意しておかねばならないのは

  1. 日頃使っていて操作に慣れているHFトランシーバとアンテナ&エレキーパドルなどCWに出られる設備
  2. コンテストロギングソフトCTESTWINとTurboHAMLOG
  3. QDZKeyerやUSBIF4CWのようなキーイングインターフェイス
  4. 最新のA1CLUBメンバーリスト(TurboHAMLOG用)
  5. Microsoft Excel と Windows11 パソコン

A1CLUBメンバーがチェックインしてきた時にハンドルを送出する為にCTESTWINのパーシャルチェックファイルとしてメンバーリストを作成しておきます。

最新の a1user.txt をダウンロードして、パーシャルチェックファイルを作っておいてください。パーシャルチェックファイルは

JF0RRH KAZU_SAN
JR0KTF OSYO_SAN

のように「コールサイン (半角スペース) ハンドル」が書かれた拡張子 pck のテキストファイルです。 このファイルをCTESTWINに読み込ませておくと、CTESTWINにコールサインを入力するとカンニング的に正しいコールサインを教えてくれて、ハンドルまで自動入力してくれるというものです。サフィックスだけしか取れなくても、そのサフィックスを入力して下向きカーソルを押すだけでコールサインの候補を知らせてくれます。(カンニングと言われる所以です。w)

Microsoft Excelを使って a1user.txt を開き、コールサインとハンドルのみを抽出します。

その後、文字列演算式を使って「コールサイン (半角スペース) ハンドル+SAN」の文字列を作ります。

★SANを付けるのに =A1&" "&B1&"_SAN" みたいに文字列を連結する演算子を使います。

Excelでできあがった文字列の行をコピーしてエディタに貼り付け「a1member.pck」みたいなファイル名を付けて保存しておきます。

突発的にイレギュラーなことが起こった場合にパドルを触りますが、基本キーイングはPCキーイングです。(時々ドパイル時にもホレでひと言打ってくれるかたもいるので何の反応もしないのもどうかと思い・・・。w)

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CTESTWINをダウンロードしてインストールします。

コンテストログソフト CTESTWINダウンロード

インストールしたらざっくりと設定します。

コンテストで使うわけではないので画面下の周波数とモード右のコンテスト名が書いたバナー的なボタンを押して右上の「マルチチェック無し」を選びます。(この画面では既に「マルチチェック無し」が選ばれた状態なので「マルチチェック無し」のボタンになっています。

全市全郡の右にある「マルチチェック無し/QSO Party」のラジオボタンをクリック

次にCWのパラメータを変更します。自分の場合は下記のようになっています。もちろんコールサインはご自分のものに変えてください。

使うのはF5/F6/F7の3つです。その他はパドルで対応しています。。(当社比)

F5は見た通りCQを送出。

F6は $c=相手局のコールサイン $g=時刻に合わせて GM/GA/GE $y=送出ナンバーのRSTを除いたもの。ここに相手局のハンドルが入ることになります。 $u=送出RST

まだパーシャルチェックファイルを読み込ませていないので思うようなPCキーイングにはなりませんが、取りあえずここまで入力しておいてください。

次に、PCキーイングさせるデバイスをQDZKeyerにしておく場合COMポートを事前に調べておき、そのCOM番号を設定しておきます。

自分の場合たまたまCOM5だったのでこのように設定しました。

ここまできたら、F5を押してCQがキーヤから送出されるかテストしてみてください。(まだリグには繋がずにQDZKeyerのサイドトーンで確認します。)

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表示メニューから「パーシャルチェック表示」を選びます。

するとパーシャルチェック画面が現れます。パーシャルチェックウィンドウで右クリックすると下記のような画面になります。そこで「ファイル読込」から、予め

JF0RRH KAZU_SAN

のように並んだパーシャルチェック・テキストファイル(pckファイル)を選択して読み込みます。

いよいよパーシャルチェックのテストです。

オレンジ色の部分にサフィックスだけRRHと入力すると、パーシャルチェック画面にRRHが含まれるコールサインが出てきます。下向きカーソルキーを押してどの局か選んだらENTERキーを押してみてください。(サフィックスが同じ局はそうそうないので、一般的には下向きカーソルを1回押すだけでよいです。)

先ほど選んだ「JF0RRH」のハンドル+SAN「KAZU_SAN」がMyRSTの欄に入ったのが分かると思います。

この状態でF6キーを押すと

「JF0RRH GM KAZU SAN 5NN BK」とサイドトーンが鳴れば成功です。

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最後に1交信毎にファイルに書き込むように設定しておきます。この設定をしておけば交信途中でパソコンが動かなくなっても最悪直近の1交信だけ失うだけで済みます。

各種設定のなかのファイルタブを開き「1局データ入力毎にファイルを上書きする」にチェックを入れておいてください。

ちなみに自分は「下向きカーソル」「F5」「F6」「F7」「F3=データクリア」などを割り当てられるプログラマブルテンキーを使っています。これだとコールサインを入力して上段のキーを左からひとつずつ押していくだけで一丁上がりとなりとても楽ちんです。

これでお試しキー局の準備は完了です。 この後「実施編&交信データ処理編」を書く予定です。