2020年の夏頃、20年ぶりに再開局カムバックした時、お手軽に再開できないか、IC-705と7MHzモノバンドモビホ(ベースローディング)とマルチバンドモビホを買ってみました。
その当時は調整がやたらクリティカルで、モビホそのものに良い印象は全く持てず、そのまま放置となりました。
しかしモビホでDXとQSOしている JJ0SFV や先日当局と一緒にA1CLUB OAMキー局を移動運用モビホで実施した JR0KTF に触発されたのか(笑)、もう一度モビホを試してみようと言う気になりました。
7MHzのセンターローディングモビホ HF40CLが欠品中ということで、しかたなく10MHz用のセンターローディング HF30CL と大きめのマグネット基台を購入。
土曜朝恒例のA1CLUB OAMとちはやふる和文交信会・朝活交信を終わらせて、さて今日は日中暖かくモビホ調整日和。 クルマのルーフにモビホを建立・調整することにしました。
調整はコメットのアンテナアナライザ、調整が完了したあかつきには IC-705で試し運用をしてみる作戦です。電源は小さなポタ電。

アンテナはこれ。

ルーフに貼るマグネットアースシートは 7M1KJW 品川さんから分けて貰ったA4版ほどの大きなものです。いかにも利きそう。w
まずはこんな感じに取りあえず取り付けてアナライザで測ってみます。

そうすると・・・

バッチリ同調してるポイントが 10.078MHzと低過ぎ。説明書を読むとステンレスエレメントを10mm切ると36kHz同調周波数が上がると書いてありましたので、切り過ぎては元も子もありませんのでまず12mm切って様子をみます。
ところがこのステンレスエレメントの硬いこと硬いこと・・・。説明書にもありましたが、専用の切断工具か金鋸で地味に切るしかないと・・・。金鋸はあるのでそれで切ってみますが、マジなかなか傷を付けることも難しいくらい硬い!

それでもなんとか12mm切って、再度測定してみると・・・

これでもまだ低過ぎで、できれば10.120辺りに中心をもっていきたいところです。
そこであと6mm切断して、あとはエレメント取付部分で調整する作戦にします。

しっかし、この2回の切断で約30分以上を要しました。笑
早速測定すると

ちょっと切りすぎで周波数高過ぎですが、エレメント取付部分で多少長く調整ができますので再調整・・・

これで10.120MHzにバッチリ同調。SWRは1.1、インピーダンスは R=50Ω X=8Ωとほぼほぼ満足のいく数値になりました。
SWRが1.5以下の範囲は10.113辺りから10.128辺りまでで、これも素晴らしい結果。

家の前の駐車場で調整ちう・・・。
早速IC-705 / 10WでCQを出されている高知の局をお呼びしたら一発でコールバックがあり、なんと599のレポートを頂きました。当方10Wでモビホである旨を送信したら驚かれました。(ウレシイ!)

クルマの後部座席に座ってこんな感じでの運用でした。

その後20分くらいの和文ラグチューとなり、安定して交信が楽しめました。
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午後の部は、以前購入してあったベースローディングタイプのモビホ HF40FXW を調整してみます。

こちらの調整はエレメント接続部のネジを緩めて上下させるだけで超簡単。

ただ先ほどの10MHzセンターローディング HF30CL が2.2mでしたが、このベースローディング HF40FXWは約1.8mくらいと短く・波長も長い為調整はクリティカルでした。1~2mm動かすだけで10kHz位変わってきます。
こちらは 7.0225MHzでCQホレを出して電波の飛びを確認したら、折良く宝塚の JF3AUB 局がコールしてくれました。

459のレポートをいただきましたが、これセンターローディングモビホだったらどうだったか、今後の楽しみとしたいと思います。
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番外編ですが、以前 JR0DIL から頂いた 3.5MHzのモビホ。これ長さは1mも無くとてもコンパクトで短いのですが、トップに容量環(キャパシティハット)を持っており、調整はキャパシティハットのひとつから伸縮するロッドアンテナで行うものです。



調整してみたら果たして・・・

アースマットをもうひとつ増設してみても結果は変わらずイマイチでした。Cが足りないんじゃないかと・・・。 ま・同調はできているようですので、ATUでインピーダンス整合すればそれなりに飛ぶんじゃないかと思います。まだ昼間で3.5MHzの時間帯でもなかったので、こちらは測定してみただけで終了となりました。
以前クルマから長いカーボン竿を生やしていた時に較べて、それほど目立ちませんので、スーパーの屋上とかで軽く移動運用するのもアリかなと思った次第です。これじゃケーサツに通報されちゃいますよね。笑
