漏れ電波満載ダミーロード

A1CLUBにはA1CCと言う遊びがあります。DXCCのChallengeに似ており、A1CLUBメンバーと交信し異なったバンドであれば各々カウントされ、その数が1000毎にM1、M2、M3と称号が与えられます。

M1(1000)くらいまでは日頃良く出ている2~3のバンドでもなんとかなるのですが、M2以上となると、日頃あまり出ていないバンドもチェックは欠かせません。しかしアンテナの都合もありますし、特に2mや430ともなると大都市圏(特に関東平野)でないと運用している局に出会える可能性は限りなく0に近い・・・。

そこで今度のハムフェア会場にバッテリ駆動の小さなトランシーバ(IC-705やFT-817/818など)を持ち込んで、ダミーロードの漏れ電波で1.8~430MHzまでA1CLUBメンバーと交信して一挙にA1CCを大量にゲットしちゃおう!という非公認の勝手な企画が湧き上がりました。(笑) 皮算用ですが、10人と10バンド交信すれば100ポイントです。w

市販のBNCコネクタの先に抵抗が付いているダミーロードだと熱効率が非常に高く1W程度でも1~2分CWを送信するだけで熱くて触れないくらいになっちゃうことと、漏れ電波があまり強く出ないことを確認しました。

これではほんの2~3mの距離でもQSOは厳しいため抵抗を並列に接続して漏れ電波が程々に発生するダミーロードを作ることにしました。

ジャンク箱を漁ると 1/4Wの1KΩの抵抗がありました。1KΩを20本並列に繋げば50Ωですから、これでやってみようと思いましたが、1/4Wでは20本で5W。 放熱器を付けるのも面倒なので、もう少しW数の大きなやつを買うことに。

秋月で1W 510Ωというのがありました。これを10本で 51Ω 10W。これでいくことにします。

注文翌日早速着荷し、細長いユニバーサル基板に510Ωの抵抗を10本並べてみました。

テスタで一応確認。

バッチリです。

BNC-Pコネクタの付いたケーブルを切断して半田付けします。

これで完成。

HF~6mまではSWR 1.0、2mでは1.3、430では2.5くらいでした。

IC-705のパワー調整0%で100mWだと言うことが分かりましたので、これで漏れ具合を確認してみます。

漏れ具合モニタにはダミーロードを接続したIC-705から2m程離れたFRG-7700、アンテナ端子に50cmくらいのビニル線が付いています。

100mWでこんなに盛大な漏れ具合で、これならバッチリ交信できると思います。

なお100mWだと何分送信していてもダミーロードの発熱はほんのり加減でした。5Wにすると流石に熱くなりヒートシンクが必要ですが、今回の目的は漏れ電波が程々に出るダミーロードで交信することなので、これで良いことにします。