周波数ドリフトが標準装備のアナログVFO搭載TS-830V。我が家にやってきてくれた830はなかなか優秀のようです。
7MHzと10MHzは電源ONして20分くらい経てば10Hz程度しか動きません。両バンドとも1時間以上の和文ラグチューをやっても安心していられます。
周波数ドリフトが標準装備のアナログVFO搭載TS-830V。我が家にやってきてくれた830はなかなか優秀のようです。
7MHzと10MHzは電源ONして20分くらい経てば10Hz程度しか動きません。両バンドとも1時間以上の和文ラグチューをやっても安心していられます。
古いアンテナチューナのMJコネクタが錆なのか汚れなのか分かりませんが、あまり汚くて気持ちの問題かも知れませんが電波がロスっているような気がしてましたので磨いてみました。
使ってみたのはコレ。
先日から何度もお世話になっている接点クリーナ(リレークリーナー)とは違う、接点復活剤です。
接点洗浄剤(リレークリーナー)は直ぐに蒸発して乾いてしまいますので、直接スイッチやボリュームなどに吹きかけても問題ありませんが、このコンタクトスプレーは主成分が油で拭き取っても薄い油膜が残り他の部品や基板に悪影響が及びます。なので接点復活剤を直接吹きかけると、修理では無くトドメを指すことになるとのことです。(怖)
そんな訳で接点復活剤は直接スプレーするのではなく綿棒や布に吹きかけてからMJコネクタを磨いてみます。
使用前
これを綿棒や布切れで接点復活剤を塗り、歯ブラシで磨いてから布で拭き取ってみました。すると・・・なんと言うことでしょう・・・w
キラキラと金属の輝きが戻りました。
ついでに蓋を外して中のロータリースイッチやその他スイッチの接点付近に接点洗浄剤(リレークリーナー)を吹いておきました。(左のスプレー缶)
やっぱりピカピカなのは気持ちがよいですね。心なしか電波が飛ぶようになったような気がします。(これは気のせいだとは思いますが。w)
バイブロのバグキーは動作音がガチャンガチャンとやかましいのが特徴であり欠点です。
ヘッドフォンをしちゃえば気にならないのですが、早起きのお達者倶楽部(和文愛好者w)に参加すると家人に気を遣う必要もあります。
そこで振れ止めにシリコン指サックの先のほうを切り取ってリング状にしたものを巻いてみました。
この先の方をリング状に切りって振れ止めに巻きます。
振れ止め位置の調整をして、試し打ち・・・
結果は。。。「ガチャンガチャン」が「かちゃんかちゃん」になったくらい・・・気持ちの問題かな。(笑)
このバイブロ・バグキー(Vibroplex Original Deluxe Bug Key)を日曜の夜20時から毎週行われている山形宮城CW愛好会(JE7ZDH)交信会で試してみました。その交信の様子をJP7BCL イトウさんの了承をいただきましたのでアップロードします。
自分が真空管リグを入手して使えるようにしてみようと思い立った原因を作ってくれちゃった(笑)お一人が千葉流山のJF1LXO局なのですが、自分もLXO局もつい最近TS-830の免許がおりました。(もうお一人は新潟上越市のJJ0SFV局です。彼が少し前FT-101Eを入手したのも大きな動機となりました。)
JF1LXO局のブログでも「TS-830同士でQSOしたいですね!」などとコメントを付けたりしてたのですが、その機会がすぐに訪れることになりました。
土曜早朝恒例のA1CLUB オンエアミーティングにもTS-830Vで無事チェックインができちゃって、「あー。LXO局は早朝7メガにいらっしゃる事が多かったっけ・・・」と7.020MHz付近を探ると、いらっしゃいました!w
動画の公開許可を頂いてますので、その時の様子です。
交信中にも話題になりましたが、旧リグ(特に真空管のやつ)の話題には和文好きは結構食いつきがよいようで、ラグチューが盛り上がりますね。笑
和文でまったりラグチューするには、この旧リグでも何も困ることはありません。強いていうなら周波数が少々ドリフトすることくらいです。交信相手に多少ご面倒をお掛けするやもしれませんが、RITで微調整も機械いじりの醍醐味と言えるでしょう。
いかにも無線機をいじって通信してる感じがしますよね。
599BK形式のQSOでは何の問題も見つからなかったTS-830Vですが、30~60分の長話になりがちな和文交信ではどうなのか・・・。昨夜その機会が訪れました。
以下全て7MHzでのことです。
初ホレ交信は宝塚市のお馴染み局。先方いつもお使いのFT-710が故障で八重洲送りになり、リグはFT-301SDということです。FT-301と言えばオールソリッドステートではありますが、TS-830よりももっと歴史のある(要するに古いw)リグです。
25分弱の交信でしたが、途中から周波数がズレてきました。お互い年代モノのアナログVFO方式なので、どちらがどれくらいQRHがあるのかは良く分からず、RITが大活躍でした。笑
2局目のホレ交信は宮崎市の初めてのかた。エレキー(だと思います)のキレイな符号でCQが聞こえてきましたのでコール。初めての交信でしたが約40分程のラグチューとなりました。初めは長野と宮﨑のお天気・気候の違いについての話題でした。交信終盤に勇気を振り絞って(笑)「こちらの周波数上に動いてますか? 先月入手した真空管のリグが一昨日免許がおりたばかりで」と聞いてみました。
交信中に少し周波数が動いているようでRITで少し下に補正していましたから、おそらく当局が上に少しドリフトしたのかなと・・・確認です。
するとお相手からは「交信の初めに動いてましたが、途中から安定していました。真空管がぬくまって安定したのかな? 50Hzくらい動いてました。」とレポートがいただけました。 (「ヌクマル」を2回打って貰ったので分かりましたが、自分的には「アタタマル」なので一度では取れませんでした。笑)
やはりアナログVFO、じわ~っとドリフトするんですね。 先程は両局ともアナログVFOで自分がどれくらい動いていたのか分からなかったので、とても参考になるレポートでした。
当局の出力は50W、40分で50Hz、しかも後の方は安定してたと言う事なら、まったり和文ラグチューなら問題はなにもなさそうです。お相手のかたにRITで追いかけてもらいましょう。(ラウンドテーブルQSOだとちょっと困るかもですが。) ま・オールドリグならではのご愛敬ということにしておきましょう。笑
リグのファイナルのある部分とクーリングファンに手を当てると結構な熱が出てました。これならQRHするわ。w
2024年9月18日 ヤフオクで落札したTS-830V/100W改ですが、10月15日免許がおりました。変更届出を出して19日で免許され、その間不具合の修理や調整・清掃を進めてきてやっとオンエアできました。
LOAD-PLATE-DRIVEと、いかにも無線機を操縦しているような、この面倒臭くも楽しい送信調整の儀式を済ませて、いよいよQRVです。
40年選手のこのTS-830Vでの初交信は7MHzでCQを出してた山梨大学の社団局でした。
キャリアを絞り30Wくらいで軽く電波を発射したら、ふつーに飛んでいるようです。日頃は特にリレー音の静かな(皆無の)IC-7610でフルブレークインなんですが、TS-830Vはセミブレークインのみで、しかも送受切換リレーがガチャっとメカニカルなサウンドを奏でます。笑
順番が逆ですがパワーがどれくらい出るか、初交信後チェックしてみました。
7MHz、LOADは軽めに掛け、ALCを真ん中あたりまで振らせるくらいにキャリアを入れたら110W程度は出ていました。6146B x 2本 タマはまだまだ元気なようです。
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折良くAWT(A1CLUBのウィークリーコンテスト)をやってましたので、3.5MHzで試しにコール。
結局AWTは7MHzと3.5MHzで合計10局とナンバー交換できました。
無事使えることが分かりました。良かったー! 次は599BKだけでなく和文ラグチューである程度長時間の送信を試してみたいものです。
JARDの基本保証を取って変更届出を出していた TRIO TS-830V/100W の審査がめでたく終了しました。
JARDにTS-830Vの100W改の基本保証についてメールで問い合わせたのが9月20日(金曜日)。JARDからすぐに返事がありました。懇切丁寧で具体的にどう保証願書を書けば良いのかが案内されてました。内容は
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■保証の申し込みについて
TS-830V改100Wの保証実績は多数あるので基本保証を申し込んで欲しい。
■「保証願書」への記載について
以下を記載すれば TS-830V改100Wとして基本保証が可能。
・送信機の名称等:TS-830V 100W改造
・技適番号又はJARL登録機種の登録番号:T50
・接続するブースタの名称等:パワーアップキット PK-2
■「工事設計書」への記載について
TS-830S(100W機)と同様の体裁で必要事項を記載。
■提出書類について
所定の様式の他に、100Wの仕様がわかるブロックダイアグラムを添付すること。
TS-830Sのブロックダイアグラムがそれに当たる。
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と言う事で、翌9月21日(土曜日)に総務省電子申請・届出システムLiteで変更届出のデータを作り、総通には送らずファイルとして保存。その申請zipファイルと、TS-830Sの取説からブロックダイヤグラム部分ををiPhoneで撮った画像ファイルを添付してJARDに保証願書を送付しました。
影も映り込んでて「こんなテキトーでよいのかな?」と我ながら疑問が残りましたが、オフィスのスキャナで取り込む時間も勿体なくて、テキトー画像を採用しました。笑
その後すぐにJARDから保証願書が受け付けられた旨のメールが(おそらく自動返信だと思いますが)返ってきて、そこに保証料金 5500円と振込先口座情報が書かれてあり、インターネットバンキングで速攻支払いました。
保証願書を送ってから5日後の9月26日(木曜日)にJARDからメールが届き、そのメールには
技術基準適合の保証書(変更)のPDFファイル
総務省電子申請・届出システムLiteに食わせる変更届出書類のzipファイル
2つのファイルが添付されていました。
間に3連休があったのでたった3営業日で基本保証が出されたようです。聞いた話ですが、保証願書は毎日処理している訳ではないとの事で、自分はたまたま偶然速攻処理に当たったようです。ラッキー!
電子申請書類(zipファイル)は内容のチェック・訂正などが行われているようで自分で作成してJARDに送付したファイルは使わないように!と注意書きが書かれていました。通る書類を作ってくれる代書屋さんの役割もあることを考えると保証料5500円は安いのかもしれません。笑
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電子申請・届出システムLiteにそのまま読み込ませ、技術基準適合の保証書(変更)PDFファイルを添付して電子申請を行えばあとは待つだけです。(★以前添付した電波防護指針に適合する書類を含んだ変更届出を下書きにしたため、同時に防護指針適合書類も添付されたことになります。)
信越総通には変更届出がすぐに到着。到着ですぐ電波発射できるのか一応総通に電話で確認してみたら、審査終了まで待て・・・とのお達しでした。(涙)
それから2週間「受付処理中」と言うステイタス、その後やっと「審査中」が1週間。果たして10月15日(火曜日)に晴れて「審査終了」となりました! JARDに保証願書を送ったのが9月21日でしたから、それから25日間。 総通に変更届出を出したのが9月26日だったので、それからは19日間で免許されたことになります。いやー長かった!笑
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なお、JARDから保証書類などが送られてきたメール本文には以下のような文言が書かれていました。 ひと月ほど運用して調査報告書の報告義務があるとのこと。忘れずに提出しなきゃ。
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●【必須・回答期限あり】調査報告書をご提出ください
以下の要領により、無線局免許状または通知が総務省から届きましたら、今回保証をした無線機を1ヶ月程度運用し、その結果を記載した調査報告書をお送りください。
●調査報告書の提出方法
以下の回答欄に必要事項をご記載いただき、本メールへの返信としてお送りください。
今回の申請内容に該当しない事項は空欄としてください。
※※※ ご回答欄 ※※※
調査報告書
(1)氏名(社団の場合代表者氏名)
(2)保証番号
(3)申請の種別 開設 変更
(4)空中線電力 50W以下 50Wを超える
(5)設備したトランシーバ(送信機)の名称など
(6)当該設備に係る無線局の免許の日、取替え若しくは増設に係る
送信機の変更許可の日又は無線設備の設置場所の変更許可の日
・免許の年月日 令和 年 月 日
・変更申請の許可年月日 令和 年 月 日
(許可年月日は、無線局免許状の左下に記載された日付です。)
(7)放送受信障害と電子機器への影響
・障害の有無 有り 無し
・障害の状況等
障害を受けた機器の種類と名称
トランシーバの名称と運用周波数、原因、混入経路
・混信防止策 対策済み 未了
無線局側、電子機器、アンテナ間隔、停波又は電力低減、その他
(8)業務書類の整備 整備済み
(9)ご連絡先(日中連絡の取れる電話番号)
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