気が付けば全てのエレキー・バグキー・ストレート電鍵はQDZ Keyer経由になっていました。バグキーやストレートキーのチャタリングキャンセラとしてQDZ Keyer経由にしていたのですが、他のエレキーもここに一緒に収容してしまえばスッキリ結線だと言う事に気付いた為です。
もっともこんなに繋いで即他の電鍵に持ち替えることが出来ても、実際に使うのは多くて3台だけなんですが。笑
気が付けば全てのエレキー・バグキー・ストレート電鍵はQDZ Keyer経由になっていました。バグキーやストレートキーのチャタリングキャンセラとしてQDZ Keyer経由にしていたのですが、他のエレキーもここに一緒に収容してしまえばスッキリ結線だと言う事に気付いた為です。
もっともこんなに繋いで即他の電鍵に持ち替えることが出来ても、実際に使うのは多くて3台だけなんですが。笑
自分ラジオ好きで、お泊まり出張にも中華ラジオを持って行きます。
ここのところ音量調節する時にガリガリと雑音が入るようなっちゃいました。所謂ひとつのガリオームですね。
これ先日のTS-830VのFIXやRITボタンを蘇らせた魔法のリレークリーナー(接点洗浄剤)で直るんじゃないか? と言うことで早速やってみました。
まずは電池を取り外してネジを外して開いてみます。
開くとこんな感じです。
これが音量調整のバリオームです。
そこにリレークリーナーをシュッと。
蓋を閉めて電源ON。
予想通りバッチリ直りました! リレークリーナー神です!
カタカタいうメカニカルリレーはひとまず完成したのですが、もうひとつフォトMOSリレーと言うのを JE3QDZ さんに教わっていたので、試してみました。 回路が閉じるとLEDが光り、その光で回路をON/OFF すると言うものです。
仕入れはいつもの秋月電子通商さん。TLP222G 1個110円でした。他に13.8Vで動かすので電流制限用の1kΩ抵抗。
回路図的にはこんな感じです。
とりあえず動くかどうかお試しだったのでケースに入れるのは後回しのバラックで実験しました。
こんな感じ
ビニルテープで絶縁し、電源・エレキー・TS-830Vを繋いで試してみたらサイドトーンがバッチリ鳴りました!
当たり前ですがメカリレーとは違って無音です。(笑)
しかし、、、「うまくいった! 」と喜んでエレキーやパドルのケーブル取り回しをいじってたら突然動かなくなりました。 よーく調べてみるとフォトMOSリレーの足が折れてました。。。(涙) やはりバラックにもなっていない空中配線ではダメですね。
と言うことでユニバーサル基板に載せた次のバージョンがこれです。
最後はビニルテープでグルグル巻きに絶縁しておきました。ケースに入れる時まではコレで良いかなー。
エレキー3種(うち1種はQDZ Keyerでエレバグ動作)・メカバグ・ストレートキーと5つパラで繋いで、このフォトMOSリレー経由でTS-830VのKEY入力端子に接続してみました。バッチグーです。
【2024.10.4 追記】
メカリレーでは機能しなかった「げじげじ倶楽部」KEYER XSですが、このフォトMOSリレーでは問題無く動いています。 と言うか今のところ、このリレーで動かないエレキーは自分の持っている7種類のなかではありませんでした。全て機能しています。
今日初めてRITを使ってみました。ところが受信周波数が変化したりしなかったり。。。 しかし気付きましたよ。 ボタンの形状がFIXスイッチと一緒!
そんな訳で、またまたVFOユニットを引っ張り出して、この際だから左右のRIT/XIT/NOTCH/MONI/ATTと全部にリレークリーナを吹きかけてボタンON/OFFを10回くらい繰り返してみました。 はたしてRITは。。。めでたく受信周波数の微調整が違和感なくできるようになりました! めでたしめでたし。
TS-830V の KEY端子にはストレートキーやバグキー・複式は繋げますが、エレキーを繋いでも使う事ができませんでした。
しかたないので以前作ったキーイングリレーボックを改良してエレキーを使えるようにしました。
以前作ったのはこういうやつで
1.5Vで動くリレーを使って単三電池1本駆動でした。TS-830Vは固定局なので13.8Vで動いてくれたほうが電池の消耗を気にすることもないので、12Vリレーに換えて作り直します。
回路図はQDZ Keyer作者の JE3QDZ さんに書いて貰いました。
エレキーからのKEY OUT(出力) の極性とこのリレーボックスのKEY IN(入力)の極性を合わせる必要があります。ステレオジャック/プラグでも根元がGNDで、先っぽがプラスになっていますので、KEY INのジャックの配線を間違わなければ大丈夫でしょう。
初めにリレーのコイル両端にダイオードを取り付けます。
先にダイオードをハンダ付けしておいてから、カソード側に12Vプラス極を繋げ、アノード側にキーヤのプラス極を接続します。
後は回路図の通りハンダ付けしてケースに収めます。
KEY INにエレキーの出力をつなげて試し打ちするとリレーがカタカタいっていれば成功です。
KEY OUTをトランシーバのKEY端子につなげてTS-830Vからサイドトーンが出たので完成です。
【追記 2024.10.3 】
ヤフオクで落札したTS-830V/100W改で免許をおろし、7MHz/10MHzで和文ラグチューすることを夢見て(笑)いろいろと書籍(アマチュア無線メインテナンスブック)やWeb、Facebookグループなどで皆様のヘルプ・サポートを得ながらなんとか
・サイドトーン&セミブレークインの修理
・830用ではない中心周波数が700Hzズレた YG-455C-1 CWフィルタの取り付け
・WARCバンド送信禁止解除
・JARDへ基本保証依頼&信越総通へ送信機の追加変更届出
を完了し後は免許されるだけ・・・と思って、週末この40年選手で10MHz/7MHzの和文をタヌキワッチしておりました。
するとワッチ中に突然100Hz程周波数が飛ぶ現象が発生。
とりあえず「TS-830 周波数 飛ぶ」でググってみると、沢山解決方法が出てきます。どうやら持って生まれたこのリグの持病のようです。
その修理方法で一番初めに出てきたのが「FIXスイッチ」と言うワード。どうやら水晶を入れてその周波数に固定(FIX)するためのスイッチのようです。まったく不要な機能なんですが、どうやらこのスイッチの接点不良が、例の周波数飛び(ワープ)の重要参考人とのこと。
もちろん他にもトランジスタの劣化やコンデンサの劣化などなどの原因事例も見つかりましたが、まずはこのFIXスイッチのクリーニングから着手してみました。
クリーニングと言ってもパネル裏にいったいどうやってアプローチすればよいのか途方に暮れているとFacebookで親切なかたがVFOユニットをそっと引きずり出せばスイッチが見えるので、そこにリレークリーナー(接点洗浄剤 くれぐれも接点復活剤は使うな!とのこと)を吹きかければ良いとの情報をいただけました。
早速インチ系の六角レンチでVFOユニットを引き出してみます。
何故か持ってました。この一番太いやつでイケそうです。
六角レンチでVFOつまみの四隅のネジを取り外し、ゆっくりVFOユニットを引き出します。
赤のケーブル2本と白いコネクタの3つがVFOユニットに刺さっていますので、このケーブルにに強い力が加わらないようにゆっくり静かにユニットを引き出します。
赤ケーブル2本と白いコネクタをユニットから外せば切り離せます。(ちなみに切り離さなくてもOKでした。)
本命はFIXスイッチです。引き抜いたVFOユニットが収まっていた穴からFIXスイッチ方面を覗くと
FIXスイッチの根元が基板から生えているのが分かります。
スイッチをON/OFFしてみると動いているのが分かります。
根元の辺りにリレークリーナを軽く吹きかけて、FIXスイッチを10回くらいON/OFFを繰り返してみます。 とりあえず今回はこれだけ。これでダメなら次の作戦に移ります。
吹きかけたのはこの左側の接点洗浄剤(リレークリーナ)です。
VFOユニットに3本のケーブル・コネクタを差し込み元に戻します。
果たして結果はいかに?
FIXボタンを押しても周波数ワープしません! 約1時間ほどワッチし続けていますが、今のところ周波数飛びは起こっていません。このまま治ってくれればよいのですが。今のところ大成功みたいです。笑
【追記 2024.10.2】
その翌日、7MHzを2時間くらい受信し続けましたが、周波数飛びは発生しませんでした。FIXスイッチを押しても問題ナシ。 これは寛解したと言ってよいかもです。 リレークリーナさまさまです。
TS-830Vシリーズ(笑)も今回で一旦終了です。
第一弾 サイドトーンとセミブレークイン修理
第二弾 CWフィルタ取り付け
第三弾が今回のWARCバンド送信解除です。
このTS-830Vは初期型で、時代的にWARCバンド開放間際のトランシーバです。故に受信はできるのですが素の状態では送信制限がかかっています。
送信制限解除方法はこれを読むと
RFユニットのJ2ジャンパーケーブルをカットすればWARCバンドの送信が許可されるとの事。
なーんだ簡単じゃん! と思ってRFユニットのそれらしい部分を探してみてもJ2なんて見つかりません。。。
真上から見てVFOユニットの右上付近のRFユニット基板を念入りに探すと。。。
ありました! 配線・部品が混み合ってまして、これではなかなか見つけられないはずです。
このジャンパー線を見つけるのが一番難しい作業でした。(笑)
基板のJ2シルク印刷を見つけたら、そこから生えている黒いジャンパー線を手繰って基板の真ん中あたりでカットします。
それから二番目に難しい作業・・・切断したビニル線を絶縁するためにビニルテープを巻く事。 これジャンパー線が短い事とLOADとPLATEに繋がるシャフトが邪魔で手を入れることがしにくい構造の為です。
かなりテキトーですがこんな感じで良いことにしちゃいました。(赤いビニルテープです。笑)
上カバーを閉めてテスト。送信解除がされている事を確認。
めでたしめでたし。
これでひと通り手を入れるべき作業が終わったので、昭和風のオペレートデスクにすべく古いリグを並べてみました。
なかなか壮観ですね。あとは免許がおりれは・・・。早く審査終了にねらないかなー。笑笑