前々から気になっていた SUR工房のパドル CIR-45D。
昨年暮れ「SUR工房 10周年記念セール」と言うのがあったので「えいっ!」とポチってしまいました。(笑)
年明け1月12日の本日着弾! 早速開封し試し打ちしてみました。
まず小さい! 巳年キーと並べてみると
こんな感じでコンパクトなのがよく分かります。
特徴はSUR工房のサイトをみると
1、接点が銀接点!接触不良を軽減!
2、アーム部分も真鍮を削り出しで作成のため、剛性あり!符号を打つさいの切れ味が良い!
3、本体の重量が100g前後!足に磁石を使用のため機械に貼り付けて使用!安定感がバツグン!
4、防塵加工済みのため、ホコリによる誤作動の心配ナシ!
5、バネ圧の調整が簡単にできます!(六角レンチ付き)
となっています。アームは真鍮削り出しで剛性があるとの事で期待が高まります。シャフトがヤワだと打ってて気持ちよくありませんから。w
色は
こんな具合に4色あるのですが、これとお揃いにするので緑にしました。w
ケロケロのカエル色です。
外観はこんな感じ。
上から。透明なアクリルの蓋を通して内部が見えます。この蓋のお陰でホコリが入ることはなさそうです。
左右に飛び出ているネジが左右コンタクトのギャップ調整。
パドルの羽根は緑と言うより蛍光色の黄緑なのがちょっと残念・・・。
右のギャップ調整ネジの隣に穴が開いていて、これに六角レンチ(添付品)を差し込んで回すとバネ圧調整ができるようになっています。
背面にはステレオミニプラグを差し込んで接続できるジャックが装備されています。
底面にはSUR-KOBOとCIR-45Dと品番、それからシリアルナンバー0547が彫られています。
このパドル100g程の重さ(軽さ?w)で、このままでは使用することはできません。 底面に3個ネオジム磁石が付いており鉄の台などの磁石がくっつく台座が必要になります。
はじめA1CLUBの頒布品である干支キーを載せて使っていた円形のチビ台座に載せてみました。
縦振れである干支キーでは問題無かったのですが、左右に力の掛かるダブルレバーパドルでは台座ごと左右に動いてしまって具合がよくありません。
もうひとつ持っていた、かまぼこ板的な鉄のたたき台に干支キー(巳年キー)と共に載せてみたところバッチリでした。(鉄の台の下には買ったときに付いてきたシリコンの網シートを敷きます。)
早速試し打ちを・・・(音量ゲインが低いです・・・音量上げてご覧ください)
実戦投入もすぐに・・・。(これも音が小さいです。音量上げて視聴ください)
打ち味の感想ですが、レバーのシャフト剛性は充分あり、ヤワな感じは全くありません。堅牢な作りでソリッドな打ち味が感じられます。(当社比w)
ソリッドでカッチリとした打ち味で大好きなベガリのSculptureと比べると磁石バネのせいかベガリに軍配が上がります。もっとも値段がベガリSculptureの1/4ですから、比べるのもどうかとは思いますが。笑
送料込みで2万円ちょっとですし、小さくて場所も取らないアドバンティジがあります。同価格帯にあるのはCQオームさんのCW-ONE(製造はGHDキーさん)でしょうか。
ベテランの2台目や移動運用ギアとしてだけでなく、これから電信を始めようというニューカマー・ビギナーのかたの「初めてのパドル」としてもお勧めできると感じました。