CPATUとアース

カーボン釣竿アンテナでは(28MHz以外は)快調に動作していた手摺下のアルミフォイルアースでしたが、エレメントをCPATUに替えると7MHzが不安定だったり、24/28MHzのチューニングが取れなかったりでした。

カーボン釣竿アンテナより前に試していたロングワイヤのときもアースには悩まされていました。 やっとこのアルミフォイルアースで調子良く落ち着いていたので、エレメントをCPATUに替えても調子良く動いてくれると信じていたのですが・・・。笑

仕方がないので、5m x 5本のカウンターポイズ線に取り替えてみました。そうすると7MHzのSWRが2くらいと、さらに悪くなりこれでは週末の和文お達者倶楽部を満喫することごできません。(笑)

次に試したのは、空中に水平に張る正調カウンターポイズです。10mを1本張ってみました。もう暗くて撮影してませんが、真っ直ぐ10mも張れるほど広い庭ではないので工夫して折り曲げてなんとか10m一本を張ることができました。

この10m長のカウンターポイズを空中に張った状態で各バンドチューニングしてみます。ATUはCG-3000です。

3.5MHzのチューニングは取れません。他のバンドはSWRは1.0。チューニング後、念の為50Wキャリアを入れてテストしましたが、これも大丈夫でした。電圧給電になってたりするとパワーを入れるとクリティカルになりSWRが急激に悪化する場合もありますので。

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次に10m長のカウンターポイズ(空中)に5m x 5本のカウンターポイズ線を追加。これはベランダの床にぶちまけました。(笑) ハイブリッドアースで同じようにCG-3000 ATUでチューニングしてみます。

今度は3.5から上全部でチューニングは取れました。28MHzだけ10Wキャリアでチューニングが取れましたが50Wを入れると最初SWRが悪化。そのままキャリアを入れ続けると再チューニングに入りめでたくSWRは1.0になりました。28MHzは恐らく微妙なバランスなんでしょう。

これでなんとかスタートラインには立てました。あとは飛びがどうかですね。

3.531MHz/FT8では北海道や九州の局と交信できました。一応飛んではいるようです。コンディションによりけりなので断定的なことは言えませんが、以前のカーボン釣竿にワイヤエレメント13m追加した時よりはPSK Reporterの数値もこころなしか良いようです。(お空は既に春の夜の3.5ですからw)

7MHzもめちゃめちゃ飛ぶ訳でもありませんが、夜中の西海岸には飛んでいってるようです。試しに呼んでみたら西海岸との交信はできました。ま・ふつーですね。笑

週末のALL JAでもっと試してみる事にしましょう。