CPATU バーチカルアンテナ建立

3月28日に発注した今ちょっと話題の共振型ATU専用エレメント ダイヤモンド CPATUが本日2024年4月21日着荷しました。

作戦としては、今現在ATU CG-3000のアンテナエレメントになっているカーボン釣竿を撤去して、その代わりにこのCPATUに置き換えてみることに。

早速箱を開けて内容物確認。

初めに一番細いトップエレメントとNo.1コイル(コイルが1個だけ)を接続。次にその下にNo.2コイル(コイルが2個ついてるエレメント)を取り付け、その下に下部支持パイプを接続。

給電部に給電ケーブル(中に入っている専用のもの)をコネクタに取り付け、そのケーブルを支持パイプを通して接続。

自己融着テープで巻いてからビニルテープで防水処理しておきます。

支持パイプにCP取り付け金具セットとUボルト(取説にはVボルトと書いてありますが)でマストに取り付けて、組み立ては完了となります。

アンテナパーツの組立はタッピングビス6個(と内歯座金)で接続するのですが、このタッピングビスが曲者で、かなり力を入れないとタップを切ることができなかった部分もありました。あまりに固くてドライバが回らず、思い余ってハンマーで少し叩いてしまいました。(笑)

アンテナ自体の組み立てはタッピングビス問題はあるもののすぐに完了し、伸縮マストにUボルトで取り付けるためにベランダに置いてみました。

4.6mはそれなりに長いのと、さすがにカーボン釣竿とはワケが違い重い! 風とか大丈夫なのか?とちょっと心配になりました。

ベランダに移動運用で使うタイヤベースを置き、これに伸縮マストを差し込んでバンドで固定しました。

取説には15度以上傾けるとエレメントに水が入り故障の原因になる・・・なんて書いてあるんですが、これどう見ても15度以上傾いてますよね。。。(笑)

屋外型ATUはカーボン釣竿でも使っていた CG-3000をそのまま使います。

給電ケーブルをATUのエレメント端子に接続します。給電ケーブルが適度にたるむくらいの高さに伸縮マストを調整します。この給電ケーブル自体もアンテナエレメントとして機能するので、支持パイプやマストからなるべく離しておけと書いてありました。

アースはカーボン釣竿のときのまま、アルミフォイルをベランダ手すり下に敷いたものをそのまま使います。

コモンモードフィルタも前のまま、ATU直下の給電同軸ケーブルと電源供給コントロールケーブルの両方と、それからRIG直前にも入れてあります。

これで建立作業は完了。さっそくATUでチューニングを取ってみます。

3.5MHz~21MHzまではチューニングバッチリとれましたが、24と28MHzがチューニング取れず・・・。 おそらくアースの電気的長さが長すぎなんだろうと思い、CQオームで売ってる5mx5本のカウンタポイズ線に付け替えてみると

こんなテキトーな感じですが、これにすると3.5MHz~28MHzまでチューニングが問題なく取れました。 ただしローバンドがアースの吸い込みが良く効率よく飛ぶかどうか?はまた別の話です。

全然使い込んでないので、ハッキリしたことは言えませんが、長さ9mのカーボン釣竿エレメントとの違いは今時点良くわかりません。(笑) しばらく使ってみますね。