CPATU 結構ヤルかも

昨夜はお空のご機嫌も良かったとみえてDXも見えました。(以下全てATU専用エレメントCPATU + CG-3000 ATU + 10m長カウンターポイズ線でFT8/Power 50Wのお話です。)

-----

3.5MHz カーボン釣竿エレメントでは見えてもなかなか飛ばなかった西海岸と-15/-15dBで交信成立。明らかにカーボン釣竿より良い結果です。

-----

7MHz TX7W 仏領ポリネシア オストラル島。 コールバックはありましたがなかなかRR73が返ってこずヤキモキ。。。忘れた頃にRR73が返ってきてラッキー!


-----
10MHz 3G0YA イースター島。 コールバックはあったけど、こちらは73貰えず。一応ログに記録。


お空のご機嫌が良かったからと言うのか一番の要因なんでしょうけど、 CPATU なかなかヤると思います。

90年代にCPATUにラジアルが付いたHF5バンド対応のグランドプレーンアンテナを使ったことがあったのですが、アンテナエレメントとラジアルの調整が実に大変だった記憶があります。

特に3.5/7MHzのローバンドは延長コイルが入っているので使える帯域幅が狭く調整もクリティカル。ひとつのバンドをバッチリ追い込んで調整できたと思ったら別のバンドが離調しちゃったりで、とにかく屋根の上とシャックを行ったり来たりでヘトヘト。。。

このCPATUはそういった調整を全てATUに任せちゃうので、一度設置してしまえば(アースを除き)調整要らずのお手軽さ。バンド内大きくQSYしても念の為ボタン一発再チューニングすれば良いだけ。コイルが入って共振型と銘打っているだけあってレガシーバンドはカーボン釣竿エレメントより送受信とも高性能なのを体感できました。

アースさえなんとかできれば、お薦めの逸品です。