AWT(A1CLUB WEEKLY CONTEST)と言う遊びがあります。
毎週水曜日 21:00JST~22:00JSTの1時間、短期決戦スプリントコンテストです。A1CLUBメンバー以外でも何の制限もなく参加して楽しめます。(できればA1CLUBメンバーになっていただきたいのですが。笑)
A1CLUBのスプリントコンテストですから、A1CLUBメンバーが多いので、当然A1CC/A1AAのポイントになります。まだAWTに出たことがないかたは何匹もドジョウがいますので参加してみてはいかがでしょうか。
参加の準備としては、まず水曜の夜21時から22時を空けておくこと。w
使えるバンドは1.8/3.5/7/14/21/28MHzという所謂レガシーバンドの025~040kHzを推奨周波数としています。当然AWTが優先と言うわけではありませんので、AWTに参加していない局の通信に妨害を与えてはいけません。
21~22時ですから、季節にもよりますが7MHzと3.5MHzが主戦場となるでしょうか。
ログはPCロギングでも手書きでもなんでもよいのですが、DUPEチェックや得点集計を考えると CTESTWIN を使うのがお薦めです。最新のCTESTWINにはAWT(A1CLUBウィークリー・コンテスト)が含まれています。
起動してウィンドウの下にコンテスト名(この例では「マルチチェック無し」)
が出ていますので、そこをクリックしてAWTに変更します。
「マルチチェック無し」をクリックするとコンテストを選ぶ画面がでてきます。
「A1CLUBウィークリー」を選んで右下の「OK」をクリック。
下部のコンテスト名が「A1CLUBウィークリー・コンテスト」になっていることを確認後、右の自分が送出するコンテストナンバーを入力しておきます。AWTでは自分のハンドルを送る事になっていますで、自分は599KAZUです。ここまできたら何はともあれ、ここまでの情報を名前を付けて保存しておきます。
自分の場合は「AWT20240703」みたいな名前を付けるようにしています。交信データの書き込み先デフォルトは C:\Ctestwin 以下です。
ここまでできたら、もうCTESTWINの最低限の設定は完了です。バンドの切替は7MHzなど周波数部分をクリックすれば変更できます。
コンテスト参加中は、Call に交信相手のコールサイン、MyRSTに相手から送られてくるコンテストナンバーを入力してエンターキーを押せば記録されます。(エンターキーを押さないと記録されません)
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CTESTWINには便利機能があり、設定しておいたほうが良いのは「パーシャルチェック機能」です。 これは予めA1CLUBメンバーのコールサインとハンドルをダウンロードして、パーシャルチェック用のフォーマットにしてからCTESTWINに組み込んでおけば、コールサインの一部でも入力してあれば、その文字列を含むコールサインやハンドルがリアルタイムにパラパラ表示されます。 要するにカンニング機能ですね。これはラクチンです。笑
パーシャルチェックファイル(テキストファイル)はこんな感じです。
このファイルを読み込んで、試しにRRHと入力してみると
と言う具合にRRHと含まれるデータが表示されます。この時下向きカーソルキーを押すとJA9RRHの行が選択され、そのままエンターキーを押すと、コールサイン欄にJA9RRHが、MyRSTの599の次にSUMとハンドルが書き込まれます。
これは楽ちんです! この状態でエンターキーを押すと記録書き込みされます。
この画面で、登録(F1)・取り消し(F3)の右に「 0局」(交信局数が表示)とありますが、この「0局」をクリックすると現在のQSO数とマルチ(AWTの場合交信した局のコールサイン数)がリアルタイムの表示されます。
他にはRIGから周波数やモードの情報をUSBインターフェイス経由で貰ってきて反映させるとか、CQ TESTをPCから送信したり、5NNKAZU BKとかTU JF0RRH AWTとかを自動送信させたりできちゃいます。
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1時間経過してAWTが終わったら、やることは2つ。
ひとつはリアルタイムで表示されているQSO数とマルチ及び総得点を自己申告すること。
に行くと
こんな画面になりますので、左上にある「A1CLUB AWT - Jul 3」をクリックしてデータ入力します。
いろいろ有りますが、赤枠の処だけは最低入力します。メールアドレス・コールサインはそのまま入力。Single Opは変更しなくてOK。Powerは5W以下がQRP、100W以下がLP、101W以上がHPです。
バンド毎にQSO数を入力してもしなくてもOK。赤枠のトータルQSOとマルチ(ユニークなコールサイン数)、それから総合計スコアを入力して「Submit Score」をクリックすればオシマイです。
もうひとつやらなければならないことは、このCTESTWINで記録したログデータをTurbo HAMLOGにインポートすることです。
(続く)