毎週土曜朝に行われているA1CLUBのオンエアミーティングですが、この度短時間の「お試しキー局」にチャレンジする事にしました。(2024.4.7時点でまだ1週間も先の話ですが)
季節にもよりますが3.5/7/10MHzは開始早々ドパイルになり、その状態が1時間以上続く事も珍しくありません。
コンテストでRUNしても、そんなに長時間呼ばれ続けることなんて、特にウチの設備ではあり得ませんので、少し楽しみにしています。(もちろん集中が続くか不安もたっぷりありますが。笑)
問題はロギング。経験者に聞くとTurboHamlog派とCTESTWIN派の2流派に大きく分けられるようです。
自分は両方とも使っていますが、599BK形式だとコンテストQSOに似ているため、これまた使い慣れているCTESTWINでログ付けをし、CWはPCキーイングでやる事に決定!
キーイングはUSB経由でIC-7610を直接キーイングもできますが、以前購入したUSBIF4CWを使います。これにはパドルも繋げてキーヤーにもなります。
CTESTWINのパーシャルチェックを利用して交信相手のハンドルを自動送信させますので、最新のA1CLUBメンバーリストをゲットしてきて
JF0RRH KAZU
のように
コールサイン + 半角スペース+ハンドル
のテキストファイルを作ってCTESTWINに読み込ませておきます。
CTESTWINのCWパラメータはこんな感じです。
ポイントは$y というパラメータ。これは送出するRST+ハンドルからRSTを除きハンドルだけを表します。ですから
0・F5でCQを出す(CQ A1C OAM JF0RRH K)
1・呼んでくれた局のコールサインを入力
2・下向きカーソルを押してパーシャルチェックの当該行を選択
3・ENTERを押すとハンドルがRSTの後に転記される
4・F6を押して、JB1ABC(仮称) GM HOGE(仮称) 5NN BKを送出
5・相手からRSTレポートが返ってきたらF7を押してID送出
6・ENTERキーで更新情報を書き込んで次の交信に備える
の流れでOAMキー局稼業をやってみようと脳内シミュレーション。笑
自分の使っているPCキーボードは
こういうF(ファンクション)キーもカーソルキーもテンキーも独立していないタイプのコンパクトキーボードなので、CTESTWINでのF5などに割り当てられた機能を呼び出すのがこのままでは不便です。
そこでUSB外付けのテンキーを購入。ちょっとお値段は張りますが好きなキーに好きなキーをアサインできるプラグラマブル・テンキー使います。
これを使えばF5とかF6などを割り当てて、CTESTWINで設定した文字列をCWで送出できます。
CTESTWINのコンテストファイルは「マルチチェック無し」を選んでおきます。
その後、具体的にはこんな割り当て&交信の流れです。
「CQ」と書かれたキーには「F5」を割り当てて、これを押すと
CQ A1C OAM JF0RRH K
が送出されます。
相手局が呼んできたら、そのコールサインをCTESTWINに入力して、左上の「下向きカーソルキー」を押してパーシャルチェックファイルから該当するコールサイン+ハンドルを選択し、その状態で右隣りの「ENT(エンター)キー」を押すと、599の直後にハンドルが転記されます。
すかさずその右隣りの「UR(F6)キー」を押すと
JF0RRH GM KAZU 5NN BK
のように送出されます
交信相手からRSTレポートが返ってきたら
その右隣の「TU(F7)キー」を押して
TU JF0RRH A1C OAM K
を送出したあと「ENT(エンター)キー」を押して交信データを書き込み、次の局のコールサインに全神経集中・・・この繰り返しです。
他に割り当てたのが
「SPEED 上向きキー」に「CTRL+y」を。これはCW送出スピードアップ。
逆に「SPEED 下向きキー」に「CTRL+h」。CW送出スピードダウン。
それから「ESC(エスケープ)キー」には「ESCキー」を。これはCW送出を途中で中断する役割です。
それから「CLR(クリア)キー」には「F3」を割り当て、これは途中入力のデータを全てクリアするものです。
先日購入した外付けUSBダイヤルで、受信周波数のみ変化させてスプリットで運用し、ピックアップします。VFOつまみがキーボードの近くにあった方が便利そうなのでやってみました。
さて、当日どうなる事でしょうか。笑笑