前回IC-705のTUNERジャックを使って10ワットキャリアを出すスイッチを作りましたが、やはり高SWR時にファイナル保護機能が働き出力を1ワット程度に低減してしまう仕様のためIC-705ではCG-3000 ATUは使えないという結論に達しました。
その話をお友達の 7K2COL に話したら「ATUの意味がなくなるかもだけど、IC-705の直後に手動アンテナチューナー入れてみたら?」とアドバイスされました。
確かに意味不明ですが、使われずに遊んでたダイワの手動アンテナチューナーがあったので、とにかく繋げて試してみました。
実際やってみました。すげークリティカルなんですけど、IC-705が一瞬でも3ワット以上出す気になってくれてCG-3000がチューン動作に入ってさえくれれば、一応ですが自力でATUチューニングできるようになりました。(笑)
ANT側とRIG側のバリコンを回して一瞬でもパワーを出してくれる場所を探す操作は、大昔プレートとロードつまみをクルクル回して、電波を出す前に6146Bとかの真空管ファイナル調整を行う儀式にも似た感覚です。めんどくさいけどいかにもキカイをいじってます的なオタク感満点です。
超原始的ですがバリコンの調整位置をメモっておきました。笑笑