でっかいトランスを使った所謂シリーズ電源を使ってきました。冷却ファンの音が喧しいので静音ファンに交換はしてあるのですが、これまた静音ファンに交換してフルブレークインのリレー音も皆無の静かなIC-7610を使っていると電源ファンの音が今度は気になるようになりました。
そこで何年か前に「神電源」と呼ばれたSEC SPS-1230 スイッチング電源を探して購入してみました。
これは小さい!
連続 25A MAX 30Aと言うことです。(今まで使っていたデカいやつは連続 30A MAX 34Aでした。)
持ってみても軽い軽い! たった1.4キロでした。今までのは約9キロですから6台分!(笑)
重ねてみたらこんなに違います。
早速IC-7610、FTDX10、IC-7300M、それからATU(AH-730)やエレキー2個を繋げてみました。電源のスイッチON時にブォーンとけたたましいファンの音がしますが、すぐに収まります。もしかすると負荷を掛け続けたら、ファンがこんな感じで回り続けるのかもしれません。
まずFTDX10の電源をONしてみます。
アイドリングは約2.5A。次に3台とも電源ONしてみると、、、
5Aでした。ただし3台のHF機を全部ONすることはまずありませんが。
この3台ON の状態でFTDX10で電波を出してみます。
7MHz/CWで50W
約20Aですね。
次に100Wでキーダウンしてみます。
25Aをちょっと切るくらい。これなら大丈夫でしょう。
スイッチングノイズも全然気になりません。と言うか気付かないです。
ちょうどA1CLUBのオンエアミーティングがありましたので、100Wで数回キー局をコールしましたが、こんなことでは冷却ファンは回らず静かなままでした。
3時間ほどアイドリング状態(5A)にし続けてもほんのり暖かいだけでした。
これでしばらく使ってみることにします。
【2024.8.25追記】
先程1時間くらい50ワットで和文交信してましたが冷却ファンが唸ることは全くありませんでしたし、筐体を触ってみてもほんのりと暖かいだけでした。コレはマジ神電源なのかも。 あとはFT8で長時間やったらどうなるのかですね。