主力トランシーバが IC-7610 になったので、JTDXなどPC関連の設定もやっちゃいました。
始めにJTDX。
COMポートはリアルポート COM9をVSPE(Virtual Serial Port Emulator)で 仮想ポートCOM19にsplitterで分岐させています。仮想ポートCOM19を作るときに通信速度を19200に固定しておきました。
JTDX設定の中に IC-7610 がありましたので、それを選択。
JTDXでCOM19、通信速度19200を指定しCAT/PTTのテスト完了。
Audio IN/OUTもUSBデバイス指定をしてみると、デコードは問題なくできました。
試しに送信してみようとCQ出してみると・・・どうもパワーが出ていません。
いろいろ調べると「USB-D1」(ACCからのAudio入力)がデフォルトになっており、これを「USB-D2」(USBからのAudio 入力)に変更する必要があるとのことで、USB-D2にしてからCQ出すとしっかりパワーが出てQSOもしっかりできました。
*「USB-D2」のUSBはUpper Side BandのUSBで、「USBからのAudio入力」のUSBはUniversal Serial BusのUSBです。念のため。紛らわしい・・・。
次にTurbo HAMLOGのバンド・モード情報をRIGから貰ってきて自動入力する設定も。
ちょっと分かりにくかったのですが、「設定5」と
入力ウィンドウで右ボタン押して「入力環境設定」を選択
すると以下のような画面になるので「リグ接続設定」のタブを押して、以下のように設定。
先程の「設定5」で「CI-V接続2」をチェックしたので、こちらもチェック。COMポートは先程の仮想ポートCOM19を指定。アイコムのCI-Vアドレスがよく分かりませんでしたが、これ機種ごとに決まってるのですね。IC-7610は98h(16進98)なので「98」を入力しておきます。通信速度はさっきのJTDX同様19200を指定。
Turbo HAMLOGを一旦終了して、再度動かし入力画面をみると、こんなふうにパラパラとリアルタイムに周波数とモードが切り替わります。
さらにCTESTWINのバンドモード情報もRIGから貰ってくる設定
こちらもCOM19、通信速度19200を指定するだけで完了しました。PCキーイングもUSB経由で可能ではあるのですが、せっかく(?)USBIF4CWを持っているので、キーイングはこちらから行うことにします。
一応これでCOM19を3アプリで同時に使用することが可能になりましたが、困ったことがひとつ。
JTDXから交信データをTurbo Hamlogに転送しても周波数とモードがRIGへポーリングしてきた情報に上書き、レポートも59/59が入ってしまいます。 これはどうしたものか・・・。目下解決方法が分からず、しかたないのでFT8するときはHamlog側でリグからの情報を貰わないように直して使っています。地味に面倒・・・。何か良いアイディアありますでしょうか。>識者のかた