BK-100 バグキー 短点のリードスイッチ化

ハイモンド BK-100 バグキーをヤフオクで落札。

新米バグキー使いの JF0RRHは打鍵のお稽古をします。BK-100バグキーをRIGに接続しサイドトーンを聞くと短点がガサガサ音が絡んで気になります。いろいろ調整してみても改善されません。これが世に言う「かすれ」や「チャタリング」でしょうか。

ググってみると、磁石が近づくと回路が閉じる部品(リードスイッチ)を使ってかすれやチャタリングを無くすことができる事を知りまして早速パクらせて(笑)いただきました。

必要な部品はこの2つ。

両方ともマルツオンラインで買いました。
リードスイッチ    https://www.marutsu.co.jp/pc/i/62682/
ネオジム磁石    https://www.marutsu.co.jp/pc/i/1296629/

他に1mmのスズメッキ線・小さく切って使いますがユニバーサル基板。あとは半田ごて・ニッパ・ラジオペンチ・はんだ等の一般的な工具とテスタ。

初めはユニバーサル基板にリードスイッチをマウントせず、1mmスズメッキ線にリードスイッチを直付けしたのですが、調整時に物理的な力が加わるとアッサリと壊れたので必ず基板に取り付けてからスズメッキ線を取り付けることをお薦めします。

リードスイッチの両足をラジオペンチで折り曲げて、ニッパで小さく切った基板に取付てから1mmスズメッキ線を半田付けします。 ここまでできたら、テスタで導通が無いか、磁石を近づけて回路閉になるか確認します。物理的な力にも弱いけど、熱にも弱いようで、恥ずかしながら完成するまでリードスイッチを2個壊しました。笑

ユニバーサル基板にマウントしたリードスイッチを取り付けます。

もっとかっこ良く基板の周囲をヤスリ掛けして仕上げてもFBでしょう。自分はやってませんけど。w

短点ギャップ調整していたネジにスズメッキ線をぐるっと巻いてネジで締め付けます。こうすれば従来の物理短点コンタクト(ヘアピン)に接触しなくなります。

ヘアピンは取り外してもOKですが、直ぐに元に戻せる状況にしておきたかったので、そのままにしておきました。(後に取り外すことにしましたけど。w)

もう一方のスズメッキ線は上記の画のようにビスで共締め接続します。これがシャフトに繋がっています。

ここまでできたら回路的には完成。

あとは短点が出るようにリードスイッチとネオジム磁石の位置を微調整します。近すぎると閉回路のままで「つーーーーーー」だし、遠すぎると全く短点が出ません。 結構クリティカルですがベストポジションが決まればスズメッキ線が太いので(1mm)しっかりと固定されます。

ネオジム磁石はリードスイッチと反対側のシャフトに取り付けます。リードスイッチ側に貼り付けると磁力が強すぎて短点になりませんでした。

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全くカスレは感じられなくなりまして、大満足です。

A1CLUB和文オンエアミーティングの様子です。

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