その後のマッチングコンデンサ その1

今日は11月3日文化の日。お仕事お休みです。

先日こんな具合に完成したマッチングコンデンサボックス・・・

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早速またベランダにモビホを立てかけてテストしてみました。

しかし結果は・・・NGでした。 どうやらバリコンの容量が足りない模様。と言うのも上のほうのバンドでは、すーっとXが0に近づいてSWRが1.0~1.2くらいにバッチリ調整できるのです。

ジャンク箱には容量が大きそうなデカいバリコンの手持ちもあるのですが、タッパのケースに入らないので見送り、ケースに入る大きさのバリコンを見繕ったのが敗因だと思われます。

とにかくデカいバリコンでバラックでもよいのでテストしてみます。

バリコンの容量が足りるのかどうなのかのテストなので、この際見てくれなんか構っていられません。笑

大昔の5球スーパーにでも入ってたであろうと思われる2連バリコン(やはり容量不明・・・)を2連並列にして容量を稼ぎ繋げてみます。

モビホの基台に接続する側がコールド側、エレメント側がホット側。そこにワニグチクリップ・目玉クリップなんかでテキトー接続します。

ベランダの手すりに置いて、アンテナエレメントとGNDが短絡しないように注意しながらてきとーに置いて調整開始。

マルツのダンボール箱が泣かせます。w

7015kHzあたりに共振点が来るようにコイルを調整し、その後おもむろにバリコンをクルクル回してみるとxが0に近づきSWRがすーっと下がる点があります! どうやら容量不足という仮説はあたっていたようです。

共振点を再度調整し、もう一度バリコンで追い込むと・・・。

R=50Ω X=0Ω SWR=1.0! いわゆるひとつのバッチグーじゃないですか!!

早速IC-705/10Wに接続してCQ出してる局を数局呼んでみました。屋根より低い短縮モビホに10Wではさすがにパイルだと拾ってもらえませんが、何度が呼び続けていると拾ってもらえました。1局だけ559というちゃんとした(!)レポートがいただけました。(他は5NNで参考になりません。w)

まあちゃんと飛んでいるようで何よりでした。

次は、コンデンサの容量を測定して、せっかくケースに入れたマッチングボックスに1kV耐圧のセラミックコンデンサとバリコンを組み合わせて見てくれの多少よいものに工作しようと目論んでいます。

その2に続きます。

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