デカいバリコンじゃないと必要な容量を確保できない。しかしケースが小さくて入らない。しかも既にMコネクタもケースに穴開けて取り付け済み。
そこで手持ちのセラミックコンデンサ(2kV耐圧)とバリコンを組み合わせてなんとか100pF〜200pFを可変カバーできるようにならないか考えました。
まず現状の小さなバリコンは10〜47pF。念の為ケースに取り付けたMコネクタで測ってみると
57〜95pFとなってました。おそらくMコネとバリコン間の結線を細い50Ω系の同軸ケーブルを使っているのでそれが関係しているのだと思います。
50Ω系の同軸ケーブルは1mで100pFだったような朧げなる記憶が、、、。
セラコンの組み合わせの前に、コンデンサ追加・切り離しをする為のスイッチの、手持ちが何個あるか探してみたところ2個しかありません。
なんとか2個のコンデンサの組み合わせで100〜200pFくらいの範囲を可変できるようにと、無い知恵を絞って出した結論は
100pFを3個直列接続して33pF
と
100pFを2個直列接続して50pF
の2個を作ってトグルスイッチで組み合わせる事にしました。ほんとはトグルスイッチが4個くらいあればもっと組み合わせが増え広い範囲をカバーできるのですが。。。
早速ドリルで穴あけしてトグルスイッチを取り付け、スズメッキ線とコンデンサ、ビニル線で配線します。
配線完了後、容量を測定してみます。
33pFも50pFもOFFの時
66〜99pFをカバー。
次に33pFのみON
99〜146pFをカバー。
次に50pFのみON
121〜169pFをカバー
最後に33pFと50pF両方ともON
どうやら60〜217pFまでカバーできるようです。