DitDahChatで電鍵を使うには、USBマウスを改造するかシリアルポートに接続するか2つの方法があります。
USBマウスの左ボタンに接続してみたのですが、どうも認識タイミングの問題かしっくりしないので、シリアル接続も試してみることにしました。
シリアル接続と言っても、イマドキのPCにはD-Subのシリアルポートなんぞは存在しないので、シリアルはシリアルでもユニバーサル・シリアル・バス(USB)をD-Sub 9pinのRS-232Cに変換するアダプタケーブルとメスコネクタを入手します。
ふたつ合わせてアマゾンで3800円程。
USB-シリアル変換アダプタは他に1000円未満のがたくさんあるのですが、それを買ってみて動かなかった苦い経験があり、高いけどサンワサプライブランドのやつにしました。
メスコネクタは半田付け不要で精密ドライバがあれば綺麗に接続できます。接続するのは4番ピンと6番ピン。この4-6を短絡させるとキーダウンということになります。
USBシリアル変換ケーブルのS-Sub 9pin オスのピンを見て上段5本左から1番ピン2番ピン・・・5番ピン、下段9本左から6番ピン・・・9番ピンです。
ですからオスコネクタの上段左から4本目の4番ピンと下段一番左の6番ピンですね。
てなことを書いてみたのですが、この半田付け要らずメスコネクタですとどれが何番ピンに繋がっているかまで書いてありました。w
4番と6番間違いようもありませんね。ここにステレオミニジャックを取り付けます。
【重要】4番ピン(DTR)に+極を、6番ピン(DSR)にー極(GND)を接続するようにしてください。逆だとエレキーのKEY-OUTに接続した途端にキーダウンとなるようです。
これで完成です。
さっそくDitDahChatサイトに行ってテストしてみます。
まずはストレートキーから
次にマルツのエレキーキットをエレバグとして
最後に中華エレキー MX-K2 をスクイズで
と、問題なく使えるようになりました。USBマウス改インターフェイスよりもレスポンスが良くなったような気がしますが、PCからのサイドトーンを頼りに送信するとミスタッチが多いのでPCからのサイドトーンの音量を絞って、キーヤーのサイドトーンを使うことにしました。
★★★【重要】★★★
その後USB-シリアルアダプタケーブルに直接エレキーのトランジスタスイッチを繋ぐと壊れる可能性があると言うことを知りまして、面倒ですがリレーボックスを経由して繋げることにしました。
以前作ったものです。