2022年2月くらいから使っているカーボン釣竿直接給電アンテナ。
初めは目玉クリップで給電していましたが、給電部分は点より線・線より面と、できるだけ竿に密着していたほうが良いという説があり、カーボン竿に貼り付けたアルミテープに同軸ケーブルの外網を広げ、さらにアルミテープでぐるぐる巻いてみました。
結論から言うと、自分の場合は目玉クリップより、この同軸外網直接給電の方がATUチューンが安定しています。飛びに関しては数値的な比較はしてませんので違いは良く分かりません。
5D2Vの外網だけを広げるべく、カッターで外皮を切ります。
外網だけを残し、芯線はポリエステルの絶縁ごと切断します。
網はカーボン釣竿に接する面積が多くなるように広げます。
予めカーボン竿の給電部分にアルミテープを巻いておきます。
アルミテープを広げ粘着部を上にして、先程広げた網線を貼り付けます。
このままカーボン竿をくるくる巻きます。 なるべく隙間が出ないように。
巻き終わったら完成!
クルマのループにマグネットで貼り付けた基台にカーボン竿を差し込み、ATUへ接続。
ATUのコントロールケーブル(電源供給用)と給電同軸ケーブルはコモンモードフィルタを介して接続します。これがないとATUチューンが安定しない・PCへ回り込みが起こるなどが発生します。
アースはアルミ盆とマグネットシートにアルミテープを貼り付けたもの。これでクルマのルーフに容量結合してくれます。
車内シャックでFT8とCW。
ビームアンテナではないので飛びはそれなりですが、時間帯・ロケーション・季節によりDXもできてます。現在160エンティティくらいはCFMしてます。