IC-7610のCWピッチ周波数調整は7300や705と違い、独立した物理ボリウムで調整するようになっています。
常々思ってるのですが、CWピッチなんてひとりで使ってる限り、聞き取りやすいピッチに一度合わせてしまえば、そうそう調整する必要はありません。
なのでこのピッチコントロールツマミはサイドトーン音量調整にでもしてもらった方が余程便利です。
IC-7300/705のCWピッチ調整はマルチファンクションツマミをワンプッシュすると周波数表示され好みの音程に調整できます。
しかし7610、7300、705と並べて使い分けしていると7610だけトーンピッチ周波数が分からないので全機同じピッチにセットできないんですね。
そこでIC-705で送信したキャリアを7610で受信しながら、705のサイドトーンと7610の受信音のピッチを鳴き合わせて調整してみました。
これで3機種ともビッチに揃いまして、7610のピッチつまみはこの位置が620Hzだということが分かりました。
ちなみに当たり前ですが、APFの中心周波数もビッチコントロールと連動しています。
【追記 2024/06/05】
A1CLUBの先達から「説明書読んだか? できない訳ないじゃん。」とアドバイスを頂きました。
やってみました。 なんとFILTERボタン長押しだったか! 説明書をロクに読まなくとも使えるアイコムの操作性の高さが裏目に。。。(笑)
アイコムさんごめんなさい!
なお鳴き合わせをしてセットしたピッチは間違いなく620Hzだと確認できました。お騒がせしました。