ICOM IC-7300M騒音低減処理

APFの付いていないICOM IC-7300Mでは長時間(になりがちな和文交信を)していると聴き疲れするので、APFの付いているFTDX10を主に使っていました。

しかしタスコのDSPオーディオフィルタをゲットしてからはIC-7300MでCWに出ることが多くなりました。

他に1年ほど前ですが、IC-7300の冷却ファンとフルブレークイン時のリレー音がやかましくて、静音加工した時の画像を貼っておきます。

まず蓋を外して、冷却ファンを交換しました。

冷却ファンから出ている電源ケーブルを手繰って基板に刺さっているコネクタを外します。

冷却ファンの取り付けネジを共締めされているカバーと共に外します。

同じ径の静音ファン(パソコンパーツ)を入手しますが、このファン電源ケーブルが外側に出てまして、無理やり削ってリグの内部に電源ケーブルを回すようにします。

ニッパで乱暴に切り取っただけのテキトー加工です。笑

ケーブルをリグ内部に向けます。

新品ファンですが、最初から付いていたコネクタは使えませんので切断。

もともと付いていたファンのコネクタケーブルも切断して、静音ファンと接続します。どうやら静音ファンの黒--コネクタケーブルの黒、静音ファンの黄色--コネクタケーブルの赤で良いようでした。

絶縁の為にビニルテープを巻き、元のコネクタ位置に接続して、電源ONしてファンが回るか確認します。

次に送受切り替え時に騒音を発するリレー(2か所)にコクヨの引っ付き虫でモールドしちゃいます。絶縁体なので気にせずたくさん盛りました。w

RIG背面のATUコネクタの下に1個。手が入りにくいですが、なんとかモールド。

もう一個のリレーは、内蔵ATUユニットの中です。

これで完成です。

爆音ファンは静かになり、フルブレークイン時のリレー音もだいぶ静かになりました。この改造を施して1年くらい経過しますが今のところトラブルはありません。もっともこれでメーカの保証は受けられなくなりますので、そのあたりは自己責任でお願いいたします。