アンテナ変遷 その1

2020年夏頃でしたか、IC-705で旧コールサイン復活再開局のお免状をいただきました。

こんなに小さくて1.8~430MHzまで10Wも出せてバッテリ駆動もOK。夢の様な無線機だと思いましたが、しばらくは電線をアンテナ端子に繋げて枕元ラジオとしてローカルのNHK R1専用になっていました。笑

その後、手元にあったFT-897Dを追加して50W移動局に。

いよいよHFに出ようと思い立ったのですが、そこからアンテナ問題の始まりとなりました。使えるのは南向きの2階ベランダだけ。隣の家まで5m程しかなく、こんなところでHFなんて出られるんだろうか・・・と思ったものです。

トップバッターはモービルホイップ。1本で複数バンドに出られるベースローディングタイプのダイヤモンド RHM10を購入。アースはカウンターポイズ線(カウンターポイズと言うよりグランドラジアルと呼んだ方が良いかもですが)5m x 5本のビニル線セットを買い込みました。

マストは移動運用で使おうと思って購入した4mまで伸ばせる伸縮マスト。そのマストの先にモービルホイップを付けてベランダから伸ばしましたが、これは失敗。マストの先にモビホを付けるとアースが取れないんですよね。ラジアルを空中に5方向に張れるくらいの空間が確保できるくらいなら、もっと別のアンテナにしますよ。笑

当然調整しても同調ポイントがハッキリせず、アンテナアナライザの針もフラフラ状態でした。

(続く)

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